旅々台北.com
台北日和 2004年10月1日
霧台 神山愛玉DIY

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 ぷりぷり、つるつるの喉越しが楽しい愛玉ゼリー。台湾に来たら絶対に食べる!という人も多いのでは?ところでこの愛玉ゼリー、どうやって作るかご存知ですか?

 愛玉ゼリーの作り方を教えてくれたのは、ルカイ族の聖地、霧台にある神山愛玉のおかみさん。このお店では新鮮な愛玉ゼリーを食べられるほかに、DIY教室も開催しているのです。

 先ず取り出されたのは、緑色のあけびのような果物。これが愛玉の実です。愛玉は桑科の常緑植物で、台湾の山中にしか生息しない貴重な植物なのだそう。この実を二つに割り、乾燥させるとオレンジ色のウニのような外見に。迪化街などにある大きな乾物屋では、この状態の愛玉を販売していることもあります。ウニのトゲのようにツンツン突き出したのが、愛玉の種。この種をほぐし、ひとつかみほどの量をガーゼに包み、キレイな水を3リットルほど用意したら準備OK。

 え、ほかに凝固材とかいらないの?と心配することなかれ。水の中で種の入ったガーゼを5分ほど揉みしだいていると、だんだんと水がとろりとしていくのが感じられます。10分ももみもみし、水全体がプルプルとした弾力をもちはじめると作業ストップ。あとは常温で1時間ほど放置し、最後に冷蔵庫で冷やすと愛玉ゼリーの完成です。どうです?実にシンプルでしょう?愛玉ゼリーには薄い甘みしかありませんので、レモンシロップやココナツミルクなどを添えて、お好みの味にしあげてください。

 愛玉は植物の中では飛びぬけてペクチンの含有量が多く、またそのペクチンも、加熱せずに固まるという非常に珍しい性質を持っているのだそうですよ。愛玉の名の由来は、最初にこのゼリーを発見した少女、または市場でゼリーを販売していた美人の名前と諸説ありますが、ぷるぷる、つるりとした、やさしい口当たりにぴったりの名前ですよね。

 神山愛玉では愛玉ゼリーのDIYセットも販売中。手作りの愛玉ゼリーと烏龍茶で、お客様をおもてなししてみてはいかが?

【霧台 神山愛玉DIY】
屏東県霧台郷村神山巷16-1號
電話:08-790-2418
HP:http://jelly-fig.wutai.idv.tw/


[バックナンバー]