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台北日和 2004年8月23日
トマト麺の名店 四平街番茄牛肉麺

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 シコシコの歯ごたえがうれしい腰のある麺、爽やかな酸味のさっぱりとしたスープ。今までに味わったことのない新しい美味しさで、一口で虜になること間違いなし!と自信を持ってオススメできる絶品、「トマト麺」のお店を見つけました。

 トマトと聞くと思い出すのが、昨年のトマトブーム。当時トマトアイスや、トマト月餅、トマトヨーグルトなど、ありとあらゆるトマト食品が市場を賑わし、あまりのチャレンジャーぶりに消費者の味覚がついていけず、次々と姿を消していった・・・というほろ苦い過去が脳裏をかすめます。以後、トマトものには期待をしていけない、と自分に言い聞かせていたのですが、本日紹介するトマト麺は、予想に反して大ヒット!いやメガヒット!

 OLに大人気の市場、四平街の近くにある「四平街番茄牛肉麺」は、14年前からトマト麺をウリにしている麺屋さん。元祖トマト麺屋といっても過言ではないでしょう。麺にワンタン、チャーハン、餃子に炒餅と、各種メニューがありますが、やはり一押しは「蕃茄●菜肉絲麺(ザーサイと細切り肉入りトマト麺):NT$80」。真っ赤に熟したトマトに青菜、刻んだねぎと赤いスープのコントラストが美しいトマト麺は、見るからにヘルシー。色鮮やかなスープをかき分けると、包丁で削った素朴な太い麺が顔を出します。刀削麺は一本一本削りとる麺のため、太さに違いがあるものですが、ここの麺はその差も歴然、かつ豪快なまでに太い!一番太いところは親指大ほども。麺自体にも味わいがあるのですが、太いゆえにその旨みも心ゆくまで堪能できます。

 食べる前に心配された、トマトの酸味が強すぎるのでは?という思いは、最初のスープ一口を飲むと完全にぶっ飛びます。ほどよい酸味と肉のうまみが絶妙に絡み合ったスープは、最後まで一滴も残さず飲み干してしまうほどのおいしさ。弾力のある刀削麺に、ザーサイのぽりぽりの歯ごたえがアクセントになっていて、あまりの美味しさに食すのに夢中になってしまい、黙々と箸を進める怪しい集団になってしまった記者4人。いやぁ、トマト麺がこんなにさっぱりと美味しいものだとは、目からウロコというか、新しい発見でした。

 トマトって苦手なんだよねー、酸っぱくってさぁ〜なんていうあなた!ここのトマト麺はその思いを見事にくつがえしてくれますよ。ちなみに、もうひとつの名物、炒餅が麺の代わりに入った「蕃茄泡餅(炒餅入りトマトスープ):NT$70」も、1つで2つの味が楽しめるのでオススメです。

※2009年3月末に移転し、店名が山西刀削麺から四平街番茄牛肉麺へ変更されました。

【トマト麺の名店 四平街番茄牛肉麺】
住所:台北市四平街93號(四平街×建国北路の交差点近く)
電話:(02)2509-0220
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜20:00
定休日:日曜日
交通:MRT中山駅、南京東路駅よりバスで約5分 南京×建国北路交差点下車

※…●は木へんに窄

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