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なぜか台湾ではほとんど目にすることがないフリーマーケット(略称フリマ)が、最高気温35度はあろうかというピーカンの夏の日、信義区のショッピングモールで開催されました。我らが旅々台北のスタッフも出店。まさしく熱い一日を過ごしたのでありました。
さかのぼること数週間前。主催の台湾角川書店による説明会に出席した我らは、驚愕の事実に直面。当日は日よけ代わりのテントが貸し出されるので、それを利用して凝った飾り付けをすべしと主催者側よりお達しがあったのです。日本のフリマのようにただ商品を並べるだけではNGだそうで、その代わりお洒落な店は表彰され、賞品もでるのだとか。それを聞いて目を輝かしたのが、弊社のデザイナー軍団。店舗の3D図面を引きはじめるわ、布や木材を搬入して、なにやら切ったり貼ったり書いたりしているわ、告知ページを作るわまるで文化祭前日のような雰囲気が社内に流れたのでありました。
さて、当日。10時過ぎに会場へ到着したところ、ほとんどのお店が準備万端でお客さんの姿もちらほら。1時間もあれば準備も余裕だろうと、高をくくっていた我ら、あわてての設営にさっそく汗だく。会場中央の舞台からは、有名人を呼んでのオープニングセレモニーの声が聞こえてきますが、誰が出演しているかなど確認する余裕すらありません。そうこうしているうちに開店時間の11時となり、瞬く間に会場はお客さんでいっぱい。
旅々台北プロデュース「本家ウリウリ台北」ショップのインテリアテーマは、“和風”。店頭には手作りのノレンに、店内は白木の商品棚に和風の布がアクセント。ネコ型風鈴が、ちり〜ん、ちり〜んと涼しさを演出しています。そして店頭では浴衣姿の女性スタッフと、藍染エプロンにおでこタオル、魚屋か酒屋の大将ってなカッコの男性スタッフが呼び込み担当。
そのかいもあってか、お客さんもぞくぞく入店。スタッフが持ち寄った雑貨やアクセサリー、服や本などが、驚くほどのスピードで飛んでいきます。いざとなったら無料で持っていってもらおうよ〜、と売れない覚悟でいた我らにこれはうれしい誤算。聞くと台湾ではフリマは一般的ではないため、こういった家庭での不用品を格安で手に入れられる機会は珍しいそう。しかも今回出店している約100店のうち、半分ほどはプロのお店らしく、当店のように純粋なフリマ参加者は少数派のよう。露店で見かけるTシャツやアクセサリーがメインで、フリマならではのユニークな商品や、掘り出し物は少ないようです。
あら、このお店はなんかごちゃごちゃ、いっぱいあるわねぇと、一点、一点、商品を手に取るおばちゃん。え!日本人なの?この服も日本の??と、日本ファンの女の子たち。スタッフの浴衣を懐かしそうに眺めながら、ちょいと帯を整えてくれたご老人など、オフィスにいるだけでは会うことができないだろう、いろいろな人たちとのおしゃべりで、時間は瞬く間に過ぎていきます。
そうこうするうちに日も陰り、終了の6時に。最後の「なんでも10元!」が効いたのか、商品はほぼ完売。売り上げも豪華な打ち上げができるほどの金額で、撤収をする手も軽く、痛む足もなんやらで、意気揚々と帰路へ付く我ら。気が付くとインテリア部門の受賞店チェックなんぞ、全員がキレイに忘れていましたとさ。
【TaipeiWalker主催 第二回飛蚤市場】
開催日:2004年7月18日
会場:信義区ワーナービレッジ周辺
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