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台北日和 2004年7月9日
永和 世界宗教博物館

 今連日猛暑の台湾。北部の台北でも暑さで頭がボーっ。こんな過酷な天気って、もしや神様からの試練?とまで思考回路が飛んでしまった時にオススメ、涼やかスポットをご紹介。さぁ、世界でも珍しい「世界宗教博物館」へようこそ!10大宗教が勢ぞろいですよ。

 台北市から橋一つ渡った、永和市の太平洋百貨の6〜7階にある「世界宗教博物館」は、台湾初の世界の宗教をテーマにした博物館です。ここには、世界10大宗教に関する宗教文物、藝術作品が展示され、マルチメディアを使用しての解説付きで、豊富な収蔵物で分かりやすく各宗教について学べる貴重な場所となっています。ちなみにこの博物館で展示されている世界10大宗教とは、ヒンズー教、道教、神道、マヤ、イスラム教、エジプト、シーク教、ユダヤ教、仏教、キリスト教という顔ぶれ。博物館へは、百貨店横の専門エントランスからどうぞ。7階入り口までノンストップの専属エレベーターは、なんとも形容しがたい特殊音響と光で、なんだか天に召される気分。・・・あ〜、涼しい。

 エレベーター降り口からチケット売り場までは、暗く、細長い通路が延々と50メートルほど続きます。壁には世界各国の祈る人の姿が描かれ、世界の言葉で唱えられる祈りの言葉や、念仏、鐘の音が四方八方から静かに降り注ぎます。とても静かで荘厳・・・?な雰囲気にチケット売り場にたどり着く頃には、もうすっかり神妙な顔になってしまうこと間違いなし。

 参観道順は7階のエントランスを抜けて、宗教ビデオの上映を見学し6階にひとまず抜け、6階から7階と順に見学するシステム。6階には人の一生をテーマに、人はなぜ生れてくるのか?生命とは?といったテーマに基づき、各国の冠婚葬祭の儀式に使用するアイテムの展示。瞑想室まであったりして、静かな博物館は瞑想にもぴったり。オススメは7階に展示してある、世界10大宗教の展示物。各宗教の儀式で使用する宗教アイテムの展示品の数々も興味深いものですが、7階中央部分に並べてある、仏教のボロブドゥール寺院(インドネシア)やキリスト教のシャルトル大聖堂(フランス)、神道の伊勢神宮(日本)などの世界の宗教に関する建築物のミニチュアが、これまたミニチュア博物館顔負けの精巧さ。内部までしっかりと作りこんであり、内蔵カメラでミニチュア建物の中まで見ることができます。

 博物館は、全体的に瞑想が出来るほどに薄暗く、水を打ったように静まり返り、とてもとても荘厳で神秘的な雰囲気。10もの宗教が集まると、なんだか特別なパワーがあるようで、参観する人も皆、知らず知らずのうちに無言に・・・。クーラー以上に効く別の涼しさが、真夏の観光ポイントにもってこいですよ。併設されているギフトショップには、オリジナルグッズがいっぱい。キーホルダーやメモ帳、便箋などはもちろん、開運グッズやラマ教のマニ車、十字架のネックレスなど、ここならではグッズが目白押しですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【永和 世界宗教博物館】
住所:台北県永和市中山路一段236號7F
電話:(02)8231-6699
開放時間:火曜日〜日曜日の
閉館日:毎週月曜日
入場料:150元
HP:http://www.mwr.org.tw
交通:MRT頂渓駅から徒歩約15分


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