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台北日和 2004年7月5日
朝陽茶葉公園

 迪化街をふくむ大稻エリアは、古くからお茶の問屋さんが集まるエリア。現在でも創業114年を迎える王有記茶行林華泰茶行をはじめ、老舗のお茶屋が軒を並べています。そんな大稻に中国茶をテーマにした公園を発見しました。

 この公園がオープンしたのは数年前。お土地柄、中国茶をテーマにするとおもしろいのではないかと施行主の台北市政府が考え、周囲のお茶屋さんに協力を依頼したのだとか。

 公園内には金萱、翠玉、アッサムをはじめとするお茶の木、また桂花、ジャスミンなど、中国茶によく使われる花の木々が植えられています。お茶に加工される前の茶葉や花を見る機会なんて、そう多くはないもの。こんな街中の公園に、さりげなく植えられているとはなかなかやるな・・・と、うれしくなります。

 園内の遊歩道には製茶の手順を説明した石のプレートが埋め込まれ、公園を一周すると、いっぱしのお茶博士になれるというあんばい。公園を設計する折に資料を提供した王有記茶行などの、屋号が刻まれているプレートもあるそうですよ。台湾の中国茶、大稻における中国茶の歴史の解説板などは、中国語/英語のバイリンガルという親切設計。できれば日本語解説も欲しいところですが。

 一見、住宅地にある普通の公園で、赤や黄色のカラフルな滑り台などの遊具に気をとられてしまいそうになりますが、実は工夫が凝らされた奥深い公園。中国茶なら俺たちに任せておけ!という、問屋さんたちの、さりげないプライドとこだわりが聞こえてくるような気がしました。

【朝陽茶葉公園】
住所:台北市重慶北路2段64巷
交通:MRT中山駅より徒歩10分


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