旅々台北.com
台北日和 2004年6月18日
天使美術館 生態知美 親子教育展

 緑の並木が美しい信義路のギャラリーで、台湾の昆虫をテーマにした美術展が開催中。チョウやトンボ、巨大なカブトムシをモチーフにした色鮮やかな作品からは、作者の昆虫への愛がひしひしと伝わってきます。昆虫が苦手な人にこそ、ご覧いただきたい展覧会ですよ。

 台湾といえば、渡りチョウのアカキマダラ、台北北部の大屯山にしか生息しないダイトンヒメミヤマクワガタなど、珍しい昆虫が生息する土地として、また、世界でも有数の昆虫の種類を誇る国として、虫好きの注目を集めています。しかし、そうとは言えども、珍しい昆虫に出会うには、山へ行くなどそれなりの努力が必要。普通の観光旅行では、ちょっと難しいかもしれません。またチョウやトンボはキレイだと思うけど、実物は苦手・・・なんていう人に、ぜひお勧めしたいのが、現在、天使美術館で開催中の「生態知美 親子教育展」です。

 主催者の莊文岳さんは、教師として働く傍ら、昆虫、そして自然の美しさを子供たちに知ってもらうよう、長年、活動を続けているアーチスト。今回の美術展でもただ絵を飾るだけではなく、BGMに鳥の声やカエルの鳴き声を流して森の中にいるような雰囲気を演出したり、親子の昆虫イラスト講座を開催するなど、虫はカワイイんだよ、自然は素敵だよ、もっと親しもうよ!と呼びかける演出がもりだくさん。水彩やパステルなどで丁寧に描かれた昆虫画の中にはハエや芋虫、蛾といった題材もあるのですが、いずれも明るい色彩で、美しく描かれていました。まさに作者の昆虫への愛が結晶化したような、楽しい作品ばかりでした。

 こちらの天使美術館では、随時、ユニークな展覧会を開催中とのことですので、市内散策の折にでも、覗いてみてくださいね。

【天使美術館 生態知美 親子教育展】
開催期間:2004年6月1日〜6月22日
住所:台北市信義路3段41號1樓
電話:(02)2701-5229
HP:http://www.acdp.com.tw/


[バックナンバー]