2004年4月26日
中山堂カフェ 保壘コーヒー

 ぶんちゃっちゃ♪ずんちゃっちゃ♪とワルツでも聴こえてきそうな、クラシカルかつ華麗なるインテリア。そこでサーブされる、きらめく宝石のように美しいケーキ・・・。バラの花束でもしょってしまいたくなる雰囲気のカフェで、あなたもベルバラ気分にひたってみませんこと?

 どっしりとした石作りの建築が美しい中山堂の2階に今年1月末にオープンしたのが、「紳士淑女の社交場」という言葉がピッタリといった雰囲気のカフェ、保壘です。ダンスホールをそのままカフェにしました、といった感じの店内の天井には、チャイナ風の飾り格子が張り巡らされ、クラシカルな雰囲気のレトロなシャンデリアが柔らかい光を放っています。若者の街、西門町より徒歩5分というロケーションですが、ここでお茶を楽しんでいるのは、さすがに若者!というよりちょっと落ち着いた世代の、文学&芸術好きといった方々のよう。大声で話す人もおらず、静かにゆったりとした時間が過ごせます。

 さて、カフェというからには早速何かオーダーをば・・・。レトロレストランで出されるような、布張りのメニューをわくわくしながら開き、コーヒーとケーキ(5種類ほどの中からお好みのものを1つチョイス)がセットになった「下午茶(アフタヌーンティー):NT$280+10%」を注文。丁寧な対応のウエイターさんが手に現れたのは、フルーツ、ケーキ、アイスクリームが美しくデコレーションされたケーキセット。ブラウニーは濃厚なチョコの味がたっぷりと堪能できる逸品で、濃いブラックコーヒーとのハーモニーは、めまいがするほどの美味しさでした。もう一つのキャラメルムースは、あまり聞き慣れないケーキということでオーダーしてみたのですが、予想に反して甘すぎず、しかもふんわりと軽い口どけで、初めての味にすっかり虜。クラシック音楽の流れる空間で、国家2級古跡に指定されている石造り建築の歴史の重みを体感しつつ、静かにアフタヌーンティーが楽しめるなんて贅沢そのものですよね。

 カフェとはいえランチやディナーももちろんあります。どうやらワインやビールも充実している様子。ヨーロッパを彷彿とさせる石畳のオープンテラス席もあり、今度はぜひスポットライトに照らし出された中山堂を眺めながら、夜風に吹かれつつ素敵な殿方とディナータイムを過ごしてみたいですわね。おーほほほ・・・。とベルバラ気分で中山堂を後にしたのでした。

【中山堂カフェ 保壘 Fortress Cafe】
住所:台北市延平南路98號 中山堂2F
電話:(02)2381-9551
営業時間:午前11時〜夜11時(ランチ/11:30〜14:00、アフタヌーンティー/14:00-17:00、ディナー/17:30-21:00)
定休日:毎月第1火曜日
中山堂HP:http://www.csh.taipei.gov.tw/
交通:MRT西門駅から徒歩約5分


[バックナンバー]