2004年4月20日
高雄 三鳳中街

 「北に迪化街あれば、南に三鳳中街あり」と、言われるほど、漢方と乾物の問屋がぎっしり並んだ、ここ三鳳中街は高雄駅のご近所。数年前にキレイに整備され、アーケードつきの最新式商店街に変身。雨の日でも暑い日でも、ゆっくりお買い物を楽しめますよ。

 台湾のお土産といえば、カラスミ、漢方、そして乾物。これらがリーズナブルに買える街として、なにかと取り上げられることが多い台北の迪化街ですが、なぜか高雄の三鳳中街はガイドブックにもほとんど登場しません。約400メートルの通りを挟んで、漢方薬やドライフルーツ、乾物が並ぶ様子はまさに壮観。特に買い物する予定がなくとも、歩くだけで、なにかワクワクしてしまいます。前述のように、近年の大改築工事で天井にはガラスのアーケードが設けられ、道路も凸凹が無いようキレイに整備されたので、歩きやすさは段違い。日本の商店街にいるような気分で、ぶらぶらと散策を楽しむことができます。

 この地に問屋が並ぶようになったのは、今をさかのぼること約100年前。高雄港に入荷し、近くに流れる運河を通じて運ばれた、舶来品を取引する市場からスタートしたのだとか。現在でも日本や欧米の高級食品や健康食品の専門店があり、当時の様子をしのぶことができます。

 三鳳中街の特徴といえば、港町高雄の問屋街だけあり、なんと言っても海産物が豊富なこと。特に台北でも入手困難といわれる、貴重な高雄産の天然カラスミを、リーズナブル価格で買えるという噂が。また屏東県は東港の三宝の一つといわれる干し桜海老は、甘い香りとサクサクした歯ざわりがお酒のつまみに最高。これをお好み焼きに入れると、プロの味になるという声も聞かれます。

 迪化街とはまた違った楽しみがある問屋街、三鳳中街。ぜひ高雄にお寄りの際には覗いてみてくださいね。新しい発見があるかもしれませんよ。

【高雄 三鳳中街】
住所:高雄市三民区三鳳中街(建国南路と自立一路、または中華三路との交差点付近)
交通:高雄駅より徒歩約15分
※お店の大半は月曜休み。営業時間は9:00〜22:00がメイン。


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