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(前日からの続き)あっ!あれはっ!と同行者が驚きの声と共に指差した先には、日の光にキラキラと輝く水面が・・。まるで砂漠でオアシスを見つけたマルコポーロのごとく、走り出す取材陣。これが蜃気楼ではありませんように・・と祈りながら・・・。
幸いなことに、水は逃げ出すことも無く、穏やかにたゆたっていました。しかしそのサイズは湖というより、池。地図と首っ引きで確認したところ、澄清湖はエビが腰を曲げたような形をしているのですが、水が残っているのはその尻尾部分のみ。頭やら体やら、おいしい部分は全て水を抜いてしまい、ブルドーザーがなにやら地面を掘っている始末。
管理事務所に確認したところ、湖は現在、50年に一度の大工事中。沈殿によって浅くなってしまった湖底を、より深くなるよう掘っている最中なのだとか。工事の終了は2005年を予定しているそうで、また来年にでも遊びに来てくださいね、とにこやかに言われてしまいました。そういったことは、入場前に教えて欲しいですぜ・・。
まぁ湖の底なんて滅多に見られることじゃなし、ある意味、貴重な体験だったかもと己らを慰めつつ、丘の上の中国宮殿風の建物チェックに行くことに。真っ暗な内部からは、どこか懐かしい湿った香り。外から差し込む光に浮かび上がった水槽の中には、全長60cmを超えようかという鯉がうじゃうじゃ。これって・・湖から引っ越してきた・・?「淡水水族館」と名乗っているものの、水族館というよりも中学校の生物室を思い出させるような、趣のある場所でございました。
さて、こんな澄清湖ですが、水が残っているエリアはなかなか悪くない雰囲気です。特に湖にせり出す形で建てられたカフェ「得月樓」からは湖面と、椰子の木の並木が見渡され、優雅な気分になれること受け合い。「得月樓」はかつて西太后が愛した北京の名園、頤和園に建つ千秋亭を模した東屋スタイルで、アンティーク家具や彫刻に囲まれながら、お茶や軽食を楽しむことができます。しかし、ここでご注意を。カフェでは入り口左側の席をオススメ。右側に座ると、目の前に広がるのは草原なので・・・。
【高雄 澄清湖(工事中)】
住所:高雄県鳥松郷大●路32號
交通:高雄駅よりタクシーで約20分
※…●は土へんに卑
カフェ「得月樓」
電話:(07)733-4334
営業時間:(月〜金)11:00〜01:00(土、日は7:00〜)
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