2004年4月9日
高雄 澄清湖(前編)

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 目の前に広がるのは、緑が生い茂った野原。空にはひばりが鳴き、そよ風がシロツメ草をそっとなぜています・・・って、湖に来たはずなのに、水はどこっ!?工事中だから水は少ないわよと、受付のお姉さんは言ってたけれど・・。

 と、呆然としてしまった筆者の目の前にあるのは、「台湾の西湖」と呼ばれる、高雄郊外の澄清湖。の、はず。ちなみに「西湖」とは中国の浙江省、杭州にある湖でして、昔から景勝地として有名。そのため中華圏では美しい湖を「西湖」に例える習慣がある・・・てな豆知識を披露してしまいたくなるほど、うろたえてしまったわけですが、よく見ると橋と思しきものもあり、どうやらここが澄清湖であるのは間違いない模様。

 受付のお姉さんが入場料金を受け取りつつ、工事中だから少し水が減っているわよ〜とは言っていたけど、これは少ないとかいうレベルではなく、日本語では「水が無い」と言うのではないでしょうか?もしや中国語では「少ない」と「無い」は同意語?しかも、湖底の草の生い茂りようから判断すると、水が無くなったのは昨日、今日というレベルではないはず。こんな草っぱらを見せるために、湖への入場料金を取るって詐欺じゃないのかよっ!!きー!

 と、まぁいきり立つ心を落ち着けつつ、せっかく来たのだからと湖の周りを巡ってみることに。湖の周囲は公園として整備され、森の中には遊歩道が完備されています。湖にせり出した橋の上には中国式の東屋がたたずみ、丘の上には由緒正しげな七重の塔が。しかしどんなに美しい景色を、建物を見ても、心に浮かぶのは「水をたたえた湖と一緒に見れば、より美しいだろうなぁ」の一言。

 もう帰ろうかと足を止めたその時、同行者が驚きの声とともに指差した先には!(以下次号)

【高雄 澄清湖(工事中)】
住所:高雄県(現高雄市)鳥松郷大●路32號
交通:高雄駅よりタクシーで約20分
※…●は土へんに卑


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