勤勉で団結力が強く節約家として知られる客家人。李登輝前総統もその一人。独特の文化をもち、社会的にも成功している人が多い民族と言われます。そんな客家人の文化に触れるのに最適なスポットをご紹介します。
台湾の人口の約10%〜15%(350万人くらい)を占める客家人は、●南人(ミンナンレン)についで2番目に多い民族です。その昔中国大陸の福建省西南部、広東省の東北部より台湾へ移住してきたと言われており独自の文化、言語(客家語)をもっています。ですが台湾では長年標準語(北京語)教育が重視されていたため、今では客家人でありながら客家語が話せないという人も多いというのが現状。これではいけないとここ数年、客家人自身の手により独自の文化と言語を保存しようという気運が高まっており、2002年には台北市政府客家事務委員会が設立され、客家文化の保存に更なる力が注がれるようになりました。今では、客家語専用のケーブルテレビも登場し、2002年からは毎年客家文化をより多くの人に知ってもらおうと「客家文化節(客家文化フェスティバル)」も開催されています。
北区客家文化会館では、主に客家の伝統的なオペラ(客家戯)、「採茶劇」の歴史や客家民謡に関する展示物があり、客家の芸術文化に触れることができるようになっています。エントランスを入ってすぐのところには、色鮮やかな客家戯が公演される舞台の模型が設置してあり、その前には客家季刊誌、客家語クラスの紹介などの資料が大量に置いてあります。パラパラと見ていると、気さくな係員のおじさんが「次の客家語クラスの申し込みはもうすぐ終わっちゃうよ。申し込むんならいまだよ!」と声をかけてきました。客家語クラス以外にも、客家戯や北管(銅鑼や鐘、笛などの賑やかで激しい中国音楽)、客家民謡や合唱などのクラスがあることを教えてくれました。
そういったクラスや講義などの活動は、館内中央にあるホールにて行われるほか台北市内各所台北市内各所の教室、また台北市客家芸文活動中心などで行われるとのこと。15週にわたって行われるクラスは長期滞在者でないと難しいかもしれませんが、興味のある方は客家文化会館をのぞいてみるのもいいかもしれませんね。もっとお手軽に客家文化に触れたいという方には毎年開催される「客家文化節(客家文化フェスティバル)」がオススメ。客家伝統の劇や民謡、客家伝統料理や工芸など客家文化を満喫できるイベント満載ですよ。2004年の開催に関しては、分かり次第好消息などでお知らせしますのでお見逃しなく!
※…●は門がまえに虫
【北区客家文化会館】
住所:台北市北投区明徳路161號
電話:(02)2825-0034
開放時間:火〜金(9:00-21:00)、土〜日(9:00-17:00)
休館日:月曜日
台北市政府客家事務委員会HP:http://www.hakka.taipei.gov.tw/
交通:淡水線MRT明徳駅から徒歩約5分
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