2004年3月25日
花蓮 七星柴魚博物館

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 タロコ渓谷、そして青い海の美しさで有名な花蓮。ここに新しい観光スポットが登場。その名も「カツオ博物館」です。台湾でなぜカツオ?と不思議にかもしれませんが、ふふ、マンボウもいるんですよ!お魚好きの方はレッツゴー!

 花蓮の名産といえば第一に「阿美麻●(餅菓子)」があげられますが、一昔前は花蓮の七星潭といえばカツオの名産地だったのです。日本統治時代にはその豊富な漁獲量のために、多くの人々がここへ移り住み、漁村として発展しました。20数年前にはカツオの加工工場が次々と建設され一大産業となり、最盛期には日本にも輸出をしていたのですよ。その後、重工業が発達するにつれ次第にカツオ工場に従事する人が減り、花蓮の数十年に渡るカツオ産業も衰退の一途をたどることになります。しかし、このカツオ産業の衰退を打破すべく、また漁業文化の継承と七星潭の豊富な生態系を皆に知ってもらおうと、2003年末に使用されなくなっていた工場跡を利用してオープンしたのが、この「七星柴魚博物館」なのです。

 400坪もの広大な敷地の中には、実際にカツオ漁に使われていた器材や道具、模型などを使って、カツオ産業の歴史やカツオ加工製品の製造過程などを分かりやすく解説してあります。そのほか、カツオ以外の魚類や植物など七星潭の豊かな生態系を紹介しているコーナーも。カツオとともに、マンボウも有名だそうですよ。どのコーナーも、ゆったりと広いスペースが取られていて、魚の博物館とは思えないほどデザインセンスが洗練されているのが特徴です。これらのコーナーの他にも、今後カツオについて学習できるコーナーや鰹節を作る体験コーナーなどもできる予定だそう。館内のギフトショップには、鰹節やふりかけ、カルシウムたっぷりのカツオを使用したお菓子などのお土産に並んで、マンボウのイラストがキュートなキャップやマグカップなどのマンボウグッズも販売していましたよ。

 七星潭の青い海を満喫したあとにでも、この魚の香りと潮の香りがいっぱいの七星柴魚博物館に立ち寄ってみてくださいね。

※…●は米へんに署

【花蓮 七星柴魚博物館】
住所:花蓮縣新城郷大漢村七星街148號(七星潭より500メートル)
電話:(03)823-6100
営業時間:9:00-20:00


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