2004年3月16日
蒙藏文化中心

 学生街を散策中に見つけたちょっと風変わりな建物。チベットラサのポタラ宮を彷彿とさせます。なんぞや?と近寄り確認してみると「蒙藏文化中心(MONGOLIAN&TIBETAN CULTURAL CENTER)」でした。実は台湾はチベット&モンゴルとも密接な関わりがあるのですが、政治的なお話になるのでここはあえて触れずに純粋に民族文化を見学へGo!

 どっしりとした造りのエントランスには、中央の看板を挟む形でモンゴル語とチベット語の看板が両脇に掲げられています。大きな通りから1本脇に入ったところにある蒙藏文化中心は、学生街とはいえ人通りも少なくひっそりとした雰囲気。取材したこの日も他に参観する人もなく、参観したいという私たちのためにわざわざ電気をつけてくれたほど。

 蒙藏文化中心は台湾の人にもっとモンゴルとチベットについて知ってもらおうと、その歴史、文化、風習などを紹介するための文化センターとして1993年の2月にオープンしました。1、2階にはモンゴル&チベット文物を展示している展示室や、関連資料が参照できる図書室、視聴覚室、会議室などが、4階には蒙藏委員会のオフィスがあり、台湾唯一のモンゴル&チベット専門の文化センターとして、モンゴル映画祭や語学教室、文物全国巡回展などのさまざまな活動を主催しています。

 この日はふらりと立ち寄ったため、建物内部の写真はとれませんでしたが、1、2階の文物展示エリアはちょっとしたものです。決して大きくはない文化中心ですが、1階には実物大の?モンゴルのパオ(テント)のほか、チベットの仏像、色砂で作られた色鮮やかな曼荼羅、祈りの儀式の時に使用する祭具など、主にチベット仏教に関する文物が展示してあります。2階は「モンゴル文物展示エリア」となっていて、より生活に密着した文物が展示してあります。バター茶やミルク酒などの飲食文化の紹介、冠婚葬祭の儀式に使用するマスクや衣装、モンゴルの短剣や楽器など、草原の民モンゴル人の衣食住に触れ合える展示内容になっています。

 中華文化とはまた違う、より色鮮やかでエスニックなこれらの展示物の数々は、モンゴル&チベット文化に親しむうんぬんはぬきにしても、単純に可愛い〜という声があがること間違いなしのものばかり。気軽に立ち寄って参観してみてくださいね。

【蒙藏文化中心】
住所:台北市青田街8巷3號
電話:(02)2351-4280
開放時間:月〜土(9:00-12:00/14:00-17:00)
閉館日:日祭日
入場料:無料
HP:http://www.mtac.gov.tw/
※15人以上の団体予約だとガイド、フィルム&音楽鑑賞、民族衣装体験ができます。


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