2004年3月8日
北投 龍鳳谷硫黄谷

 台湾の春といえば、花見と温泉!がここ最近のブーム。陽明山のふもとに位置する、温泉名所として名高い北投も週末にもなると花と温泉を愛でる人達でいっぱい。本日はそんな人混みを避け、北投温泉の源泉ともいうべき龍鳳谷硫黄谷にやってきました。

 龍鳳谷硫黄谷は台湾が世界に誇る自然の宝庫の一つ、陽明山國家公園の西南側ふもとにあります。山道を車に揺られながら登っていくと、温泉地独特の硫黄の香りがあたりに漂いはじめます。う・・・、くさっ!(硫黄の香りが好きな方、ごめんなさい)と思っていると目の前にぽっかりと、剥き出しの岩肌と硫黄の煙が勇ましい自然の力強さを感じさせてくれる、いかにも地獄谷!という風景が広がっていました。

 長さ約1キロ、幅約150メートルほどの谷には、ところどころ硫黄で黄色くなったグレーの岩肌が広がり、白濁した温泉がグラグラと沸き立っています。以前特集でご紹介した北投温泉でもご紹介しましたが、ここに湧き出す温泉の泉質は、美肌と婦人病に効果抜群といわれる白湯。龍鳳谷ツーリストセンターのボランティアガイドの方によると、ここで湧き出た白湯を山水でうめて下流の北投温泉エリアへ供給しているのだとか。美肌の素である白湯が原液状態でたっぷりと煮立っていると聞き、ついついペットボトルかなにかに詰めて持って帰ろうかというセコイ考えが頭をよぎりましたが、そんなことすると火傷してしまうと理性を取り戻し、止めておきました。

 龍鳳谷硫黄谷には、この迫力ある地熱谷の様子を真近で観察できるよう展望台や通路、公衆トイレなども整備されています。ミニ解説が書かれた看板も立っていますが、より詳しく龍鳳谷硫黄谷が知りたい方には、硫黄谷を見下ろす形で建っている「龍鳳谷ツーリストセンター」がオススメです。館内には各種パンフレットやガイドブックがあるほか、硫黄や岩石の展示物、解説パネルなどもあります。親切なボランティアガイドさんもいて、付近のオススメ温泉なども教えてくれますよ。

【北投 龍鳳谷硫黄谷】
場所:台北市北投区泉源路と南●溪の間
交通:MRT北投駅よりタクシーで約20分

●・・・石へんに黄


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