2004年2月23日
高雄 愛河

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 その名も姿も美しいのが、高雄市の中心を流れる愛河。正式には仁愛河という名前を持つのですが、河岸の公園が格好のデートスポットで、いつも恋人たちでにぎわっていることから、「愛河」という通称が定着してしまったのだとか。

 一昔前の高雄をご存知の方は、愛河と聞いて眉をひそめるかもしれません。高雄港へとそそぐ愛河は海運の要所として古くから利用されてきましたが、街の発展につれて汚染が進み、十数年前にはお世辞にも川岸でデートをしようとは思えないほどの汚れ具合。高雄一汚い場所の烙印を押されたこともあったのだとか。

 しかし、その名にふさわしい、昔の美しい愛河を取り戻そうと、高雄市主導の一大プロジェクトが発足。市民の協力もあり、現在は驚くほど美しい河に。河原の両側には緑あふれる公園が整備され、海からの潮風を感じながら、くつろげるスポットに生まれ変わったのです。

 ゆったり流れる愛河の上には、すこーんとした青空が広がり、公園には椰子の並木が風にゆれています。トロピカルなムードが漂い、ここは南国なんだなぁ・・という気分になること間違いなし。河沿いには高雄市立歴史博物館や映画資料館、オープンカフェやカソリック教会も建ち並び、街の雑踏を抜け出して、ゆっくり散策するには最高のスポットです。また夜になると美しくライトアップされた橋や、バーなどのネオンが、水面にうつりゆらめくさまを、ロマンチックと言わずしてどうしましょう。毎年、旧正月シーズンには、ランタンフェスティバルの会場となり、多くの観光客を魅了しています。

 まさに愛の河という名に相応しい、美しいスポットです。

【高雄 愛河】
住所:高雄市前金区と鹽賢区境
七賢橋〜高雄大橋がオススメ散策エリアです。


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