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| 2004年2月20日 | ||
| 茶九會館 茶葉精製所 | ||
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「竹里館」のオーナー、黄徳昌氏の中国茶にかける情熱は有名で、今の台湾において中国茶が、そして茶藝館がここまで人気なのは、黄氏の努力のおかげといっても過言ではないほど。ペットボトルのお茶ですら感動的な味わいの台湾で、中国茶の消費量が落ち、茶藝館もぞくぞくと閉店していったのは、ほんの十数年前のこと。これを憂いた黄氏は一念発起して中国茶葉業界へ身を転じ、時にはくじけそうになりながらも、中国茶の魅力を国内外へと伝えていったのです。 経営する「竹里館」はいつも満席。日本進出も果たしたというのに、黄徳昌氏の顔は晴れません。それは自分自身で中国茶のクォリティをコントロールできないから。いくら信頼している製茶所でも、100%自分が満足できる品を作ってもらうのは難しい。そう考えた黄氏は、2004年1月に「茶九會館 茶葉精製所」をオープン。茶葉の焙煎のほかにも、自ら仕入れた中国茶や、アンティークの茶器などを販売するサロンを作り上げたのです。 「茶九會館 茶葉精製所」は「竹里館」からタクシーで5分ほどの住宅街に。明るい店内には宮廷風の木製の家具が配置され、鮮やかな茶器が色を添えています。驚かされたのが、随所に積み上げられた白い紙に包まれた円盤。中国の雲南省産のプーアール茶です。高山烏龍茶など緑茶に近い風味の低発酵茶が人気の台湾で、深発酵のプーアール茶はレアな存在。けげんな顔をしていると、黄氏はプーアール茶の魅力をとくと語ってくださいました。プーアール茶は寝かせれば寝かせるほど発酵が深まるワインのようなお茶で、深みとコクのある味はツウ向けなのだとか。しかし発酵の管理が非常に難しいため、黄氏ですら、プーアール茶に興味を持ち始めて6年目にして、やっと自ら販売を開始する決心がついたのだとか。今度、論文を発表するつもりなんですよ・・とさらりとおっしゃる黄氏。さすが、中国茶の伝道師です。
【茶九會館 茶葉精製所】 |
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