2004年2月19日
松山機場滑走路西端

 台北の国内線専用の空港は松山機場。ターミナルの様子などは以前にお伝えしたのですが、今回は滑走路の西端にある広場に行ってきました。

 松山機場の滑走路は1本で、長さは約2600m。一般的なアスファルト舗装ではなく、コンクリート舗装の滑走路です。向きは095(275)ですから、ほぼ東西に向いています。風向きの関係で、西側から進入して着陸、東向きに離陸のケースが多いようです。

 松山機場は台北市街の東北部にあるので、市街からでも飛行機がよく見えますが、特に市街北部の市立美術館、河濱公園、新生公園のあたりまで行くと、頭上を掠めるようにして着陸してゆく飛行機を間近に見ることができます。・・・が、それでももっと近くで見たいって人は、滑走路西端にある広場が絶好のポイントですよ。その広場は、着陸進入コースの真下にあって、滑走路端までわずか数十メートル。しかも少しだけ高台になっているんです。ここから見る飛行機の迫力は半端じゃありません。いつも飛行機を撮影するカメラマンや、飛行機好きの人たちの姿がちらほらしています。

 さて、その迫力ですが・・・なんと、着陸してくる飛行機のパイロットの顔がはっきり見えるんです。手を伸ばせば届きそうなあたりを、中型のジェット旅客機が轟音と共に過ぎ去って行くんです。それだけではありません。飛行機が通過した後、風を感じるんです。もしや、主翼が巻き起こす後方乱流では・・・。着陸してくる飛行機をよく見ると、結構左右に揺れている(ロールしている)んですね。それがはっきり分かるくらい、すぐそこを飛行機が飛んでいくわけです。もちろん、離陸のときは目の前でエンジン全開。ジェット燃料の匂いが漂ってきます。

 滑走路は1本なのに、離陸も着陸も数分ごと。そのため、滑走路端には離陸待ちの飛行機が渋滞することもしばしば。飛行機好きな人は一日中いても飽きません。残念なのは、国内線だけに飛行機が小さいこと。最大でも約160人乗りのエアバスA320か、MD80クラス。最新鋭のデハビランドカナダのDASH8シリーズもよく見かけます。また、たまには軍用機の姿も見ることができますよ。

 ところでこの広場、夜になると知る人ぞ知る、有名なデートスポットになるんです。ブルー、オレンジ、レッド・・・きらびやかに輝く誘導灯を眺めながら、愛を囁きあう二人。そのすぐ頭上を通過する飛行機の凄まじい轟音に、ときどき耳を塞ぎながら・・・タイミングを合わせるのが大変そう。

【松山機場滑走路西端】
行き方:松山機場から民族東路を西へ1.5kmほど進み、410巷の少し先の信号機のある交差点を北に折れて約200m。民族東路と松江路の交差点からは、民族東路を東へ約500m進むと右手に果菜批發市場があるので、その先の信号機のある交差点を北に折れる。


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