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| 2004年2月4日 | ||
| サクラサク | ||
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この日、桜を見かけたのは、台北県の北にある大屯山のふもとです。暖かい春風に誘われて、山里をあてもなく車を走らせていると、眼の端をちらりと鮮やかな紅色が横切りました。この赤は桃か梅かな?と近づいてみると、おや、この切れ込みの入った花びらは、間違いなく桜のようです。 しかし日本の桜に比べれば幹も細く、ちょっとゴツゴツした枝ぶりは梅のよう。頭をひねっていると、こちらにもっと良い木があるよ〜と、おじいさんに声をかけられました。この桜は、造園業を営むこのおじいさんが植えたものだそうで、自宅の庭にもっと大きい木があるから見ていきなさいという嬉しいお言葉。さっそくお邪魔することに。 家をぐるりと回った先にあったのは、おっしゃる通りの見事な枝振りの桜の木。背景に大屯山系の山々を従え、堂々とその枝を広げています。花の色はやはり濃い紅色で、はかなさを感じさせる日本の桜とはまったく別の存在のよう。力強さを感じます。聞くところによるとこの木は山桜の一種で、日本でよく見られるソメイヨシノなどを定着させようと何度も試みたそうですが、気候の関係からうまくいかなかったそう。どうやら桜にとって台湾は暑すぎるらしく、自然の強さを備えた山桜だけが根を張ったとのこと。赤が大好きな台湾の人には、桜も赤がお似合いなのかもな〜などと、つらつら考えてしまいました。 二月も中旬になれば、台湾各地で桜の開花が聞かれ、本格お花見シーズンのスタートです。 |
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