2004年1月9日
西門町・阿宗麺線

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 立ち食いそばならぬ、立ち食い麺線が人気のこのお店。カウンターすら存在しない、なんとも不親切なお店ですが、いつも店頭は思い思いのスタイルで麺をすするお客でいっぱい。雨の日には右手にレンゲ、左手にはお椀と傘なんてことも。それでも食べたい美味しさなのです。

 このお店の名前は阿宗麺線。台北っ子なら知らない人はもぐりというほどの有名店で、西門町へ到着したら、まずはこのお店で腹ごしらえ。それからショッピングやカラオケなど、思い思いのスポットへ向かうというパターンが多い模様。

 麺線とは台湾独自の細い麺で、一見、日本のそうめんに似ていますが、コシが強めで歯ごたえ十分。このお店ではよく煮込んだ豚の大腸と、香菜がトッピングされていて、コリコリした大腸は、臭みは全くなく、噛めば噛むほど、じわりと肉のうまみが染み出てきます。モツが苦手な人ほど食べて欲しい、やさしい味。ほのかに甘いとろみスープはカツオのだしが効いていて、ニンニクと唐辛子のほのかな辛さがアクセント。飲んだ後の一杯にもぴったりの味わいです。

 お値段は大椀が55元、小椀が40元で、男性でも小椀で満足できるはず。このリーズナブル価格を維持するべく、お店にはあえてテーブルや椅子を置かず、より多くのお客さんが麺線を楽しめるようにしているそうですよ。夏にはトッピングにたけのこを追加して、サクサクとした歯ごたえが食欲増進材になるよう気を使うなど、唯一のメニュー、麺線には、いろいろと隠れた工夫がされているのだとか。

 台北を代表するお店のひとつである阿宗麺線。西門町へお寄りの際には、ぜひ試してみてくださいね。

【西門町・阿宗麺線】
住所:台北市峨嵋街12-1號
電話:(02)2388-8808
営業時間:14:00-24:00
定休日:第二、第四木曜日
行き方:MRT西門駅下車徒歩3分

※阿宗麺線の詳細はこちら:
http://www.tabitabi-taipei.com/html/data/10241.html


[バックナンバー]