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12月25日はクリスマス。この時期になると台湾の街中もクリスマス色満載なデコレーションでいっぱい。クリスマスの過ごし方もさほど日本と変わらない台湾ですが、こちらでは12月25日はそれ以外の意味もあるってご存知ですか?
欧米ではクリスマスといえば、大事な人と過ごす1年で一番大切なビッグイベントの日。日本でもその習慣を受け継いで、1年で一番大切な日!とまではいかなくても、恋人達の美しい思い出がわんさか生まれるであろうと思われる大事な日です。ここ台湾でもしかり。週休二日制が導入される前には、12月25日は祝日だったのです。とはいっても、メリークリスマス!で祝日だったわけではなく、行憲紀念日つまり憲法記念日でお休みだったのですが・・・。
さて、この行憲紀念日とは中華民国の憲法が施行された日のこと。台湾の国父として知られる孫文が築いた民主憲政の基礎をもとにして、1936年に中華民国憲法草案が正式に公布されました。その後、1937年11月12日には国民大会が招集され、憲法の制定が行われたのですが、時はおりしも盧溝橋事変のまっただなか。正式な憲法発布は延期せざるをえないことに。そして戦後南京での国民大会を経て、1947年12月25日より中華民国憲法が施行されることになりました。これを記念して12月25日が憲法記念日となったのです。今では祝日ではなくなってしまいましたが、25日が近くなるとクリスマスのデコレーションとともに、市内のあちこちに中華民国の国旗である「青天白日満地紅旗」が翻るため、ついつい忘れがちな行憲紀念日のことを思い出させてくれます。
とはいっても、クリスマスの日にしみじみと憲法記念日について考えてみる人は少ないかもしれませんね。台湾でもイブやクリスマスの日には、お洒落なレストランで素敵な時間を過ごす恋人達でいっぱいなのは日本と同じ。南国台湾なので、ロマンチックにホワイトクリスマス♪はちょっと無理ですが、うらうら太陽の光に包まれたオープンカフェのお庭では、咲き乱れるハイビスカスの隣にモミの木のクリスマスツリーという、ちょっと変わったクリスマスカラーのコントラストも楽しめますよ。この時期に来台する機会があれば、このちょっぴり台湾風のクリスマスを楽しんでみてくださいね。
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