2003年12月1日
コレクターズ・ビル

 切手に古銭、列車の硬券、テレホンカードに世界各国のコーラ瓶。他人は首を傾げるアイテムでも、自分にとっては大切な宝物。人に何を言われようとも、コレクター道はやめられない、とまらない。そんな修羅道を歩む人が集まるビルが、南京西路に・・。

 人はなぜ、物を集めるのでしょうか。しかも傍から見るとガラクタ(失礼)にしか見えないアイテムの収集にほど、より必死になってしまうような・・・。そんな疑問が鼻先で笑い飛ばされてしまうような、ディープなお店が立ち並ぶビルがMRT中山駅から徒歩約10分。圓環のご近所にあります。

 このコレクターズ・ビル。南京西路に面して大きく入り口が開いているのですが、正直、知らなければ単なる雑居ビルとして通り過ぎること間違いなし。入り口に「大圓環総合大樓」と、「電話カード」「火車票(列車の切符)」などと取扱商品が描かれた看板が立っているのが目印です。1Fフロアは細かく区切られ、小さなお店がずらりと並んでいます。それぞれ店の窓にお勧め商品を貼り付け、何の店かを積極的にPR。台湾のみならず、香港、上海、北京のテレフォンカード、地下鉄の定期券、列車の硬券、昔の時刻表、古銭、古い絵葉書、世界各国の切手、コーラの缶、瓶、超合金のロボット等々、その量に圧倒されます。

 特に手紙や書類といった紙類は日本統治時代のものが豊富で、当時の地図や鉄道路線図、絵葉書などが山積みに。手紙の中には昭和初期に書かれたものもあり、住所も宛名もしっかり読み取れます。昭和6年に書かれた兵庫県○○郡△△村の山田さん充て年賀状・・山田さん、まだご健在かしら・・などと、思わず想像を広げてしまいます。また、中国のテレフォンカードや地下鉄の定期券には、アイドルや歌手の写真を使ったものも多く、ファンなら見逃せないでしょうね。

 しかし、これらのお店は、台湾では珍しく愛想度低し。店員さんと目が合っても、つまらなそうな顔をされるだけ。冷やかしお断り。真摯なコレクター求む!ということのようで・・。

【コレクターズ・ビル】
住所:台北市南京西路163號 大圓環総合大樓
営業時間:店によりけりですが、午後からの訪問をおすすめ
交通:MRT「中山」駅より徒歩10分


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