2003年11月19日
ダイエーホークス親善試合

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 王監督率いるダイエーホークスが、11月14日〜16日の3日間、高雄と台北で親善試合を行いました。対する台湾プロ野球チームも、アテネオリンピック出場を決めたほどのツワモノ揃い。台湾野球ファンの応援スタイルも気になるところです。

 行って来ました。11月16日(日)の第3試合。場所は台北市天母の野球場。外国人が多く住む、台北一のオシャレタウンとして名高い天母ですが、この日ばかりはキャップやメガホンで正装した、野球ファンで大賑わい。試合前から応援歌を歌ったり、選手に声援を送ったりと大騒ぎ。高雄で開催された第1、第2試合はダイエー、台湾代表チームがそれぞれ1勝をあげており、台北に会場を移してのこの戦いが、真の勝者を決定するのです。そうとあれば、この盛りあがりにも納得がいくというもの。

 本日の対戦相手は台湾のプロ野球チーム「興農牛(Bulls SINON)」。今年の台湾一を「兄弟象」チームと争った実力派で、これは互角の戦いになるに違いないと、期待が高まります。天母球場は座席数が約1万の小さな球場ですが、スタンドに入ったとたん、うゎぁぁんという歓声に包まれ、そのテンションの高さは東京ドームの比ではないかも。スタンドは、ほぼ「興農牛」チームカラーの緑一色。これはダイエーも圧倒されること間違いありません。

 あいにくの小雨の中でのプレーボールでしたが、観客席は熱気でむんむん。雨の冷たさなんて吹き飛ばされてしまいます。ダイエー側の応援団主導による一糸乱れぬ応援の一方、台湾サイドでは、みな思い思いに声を張り上げ、手を叩き、メガホンを振り回しと対照的。

 試合のほうは8対1でダイエーの圧勝でしたが、みな勝敗ではなく、試合そのものを楽しみに来ていたよう。帰路につく台湾の人々は、とてもすっきり、晴れ晴れとした顔。いつのまにか、空には大きな虹もかかっていました。

 ところで特筆すべきなのが、売店メニューの豊富さ。夜市が引っ越してきたのではないかと思えるほどの充実ぶりで、巨大フライドチキン、おでん、トウモロコシに、カットフルーツ・・。もちろん台湾名物、臭豆腐も欠かせません。台湾小吃を片手に野球観戦、なんて一粒で二度美味しい体験もできてしまうみたいですよ。


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