2003年10月22日
樹火紀念紙博物館

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 今回はちょっと文化的なスポットをご紹介。台湾初の紙をテーマにした博物館、「樹火紀念紙博物館」が誕生したのは1995年のこと。

 台湾の大手製紙会社である長春棉紙グループの創立者陳樹火氏は、つねづね中国文化、特に紙の文化を紹介し、台湾の製紙の歴史についての博物館を作りたいと考えていたそう。その願いが叶うこともないまま、1990年の飛行機事故により陳樹火夫妻は亡くなってしまいました。その後、生前の陳氏の願いを叶えるべく財団法人長春棉紙基金会が設立され、その5年後に氏の念願であった「樹火紀念紙博物館」がオープン。

 4階建てになっているこの博物館、1階では世界各国から集めた手作りの紙類が展示してあり、各国の紙の特徴が一目で分かるようになっています。また、昔ながらの伝統的な手すきの過程を見学できるコーナーもあります。2階は、ぐっと学術的になって紙の歴史を紹介するとともに、博物館秘蔵の宝である歴代の古紙の数々も展示してあります。また製紙の歴史や原料、製造過程についても分かりやすく説明。3階には主に台湾の製紙歴史についての展示が、4階には実際に自分で紙すきが体験できるコーナーまであるとのこと。

 と紹介していますが、すみません、実は博物館に到着したのが閉館時間の5分前。館内の見学をお断りされてしまったので、ほんとは1階のギフトショップしか見れなかったのです。1階のギフトショップには、さすが紙博物館らしく様々な種類の紙が販売してあるだけでなく、ノートやレターセットなどファンシーな文具が盛りだくさんでした。

 予約をすると、館内のガイド説明と4階の紙すき体験ができるAコースと、1日かけて全館ガイドおよび4階の紙すき体験、それに2軒となりの「美術部落過程」で紙を使用した小物造りができるBコースが楽しめるそう。

 次回はしっかり予約をして、1日どっぷり紙博物館にひたって紙博士?を目指そうと思います。

【樹火紀念紙博物館】
住所:台北市中山区長安東路2段68号
Tel:(02)2507-5539
開放時間:午前9時半〜午後4時半
休館日:日曜日、旧正月、清明節、端午節、中秋節
※ 1階〜3階は写真撮影禁止。
※ 館内への飲食物の持込み禁止。
HP:http://www.suhopaper.org.tw/
交通:MRT忠孝新生駅4番出口より徒歩10分。バス41、52、202、203番に乗り長安東路2段駅で下車してすぐ。もしくは、バス41、72、203、214、222、226、254、280、290、311、505、642番に乗り松江長安路口駅で下車して徒歩3分


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