2003年10月14日
鶯歌

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 普段使いの食器から、巨大な芸術作品まで、多種多様な陶磁器が手に入る街、鶯歌。10月末には街を挙げての「陶芸フェスティバル」も開催されます。

 台北市内から列車で約30分。鶯歌駅の改札を出ると、正面の文化路にはずらりと焼き物のお店が並んでいます。でも、ここではぎゅっとお財布を握り締め、商品をチェックするだけで、我慢、我慢。なにせ19世紀初頭から陶磁器の生産がはじまったこの地では、陶磁器の工房、販売店の総数は800軒以上、住人の8割が陶磁器にかかわる仕事をしているのだとか。いつどこで掘り出し物に出会えるかわからない、奥深い街。焦ってのお買い物は禁物です。

 時間に余裕がある方は、最初に「台北県(現新北市)立鶯歌陶瓷博物館」の見学をお勧め。2000年にオープンしたばかりのこの博物館は、ガラスとセラミックを多用したモダンな外見が印象的。ビジュアル中心の展示を通じて、陶磁器に関する総合的な知識や、鶯歌の歴史を楽しく理解できるようになっています。またスーベニア・ショップには、作家物の作品も展示販売されていますので、ここでお気に入りの作家名やお値段の相場をチェックしておいてもよいですね。

 お買い物でしたら「陶瓷老街」がオススメ。「陶瓷老街」は100軒近い陶磁器のお店や、体験工房、カフェなどが集まった一大ストリート。車の乗り入れが禁止されているので、ゆっくりと通りを散歩しつつ、お店のディスプレイや店頭のお得品を吟味。気に入った品があれば、ふらりとお店に入ってみる・・という、のんきなお買い物を楽しめるようになっています。パリを連想させる石畳には、ところどころにオブジェや彫刻が施されたベンチが並び、散策にはもってこい。思わずうっとり眺めてしまう、有名作家の作品から、どれでも10元の超お買い得品まで、お好みとお財布にあったショッピングができますよ。

 2003年10月31日から11月9日まで、「2003鶯歌陶瓷嘉年華活動(陶芸フェスティバル)」が開催されます。陶瓷老街や博物館を中心に、陶芸体験コーナーや絵付け教室、コンサートや各種パフォーマンスが開催される予定。もちろん陶磁器のバーゲンもありますので、お楽しみに!

【鶯歌】
交通:台北から列車で約30分。「鶯歌」駅下車。

【2003鶯歌陶瓷嘉年華活動(陶芸フェスティバル)】
HP:http://61.219.228.107/index.php


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