2003年10月7日
八斗子海岸・碧砂漁港

 クルーザーでイルカ・ウォッチングを楽しんだ後は、新鮮なシーフードをお腹一杯楽しむ。そんな優雅な1日を過ごせるポイントが、台北のご近所にあるのです。

 台北市内から高速道路を北上すること30分。基隆市内で国道2番線に乗り換え、東に向かって15分も走ると海岸が見えてきます。先ずは洗濯板のような岩場が有名な八斗子へ。夏場は水遊びを楽しむ人たちでにぎわうこの海岸も、さすがに10月の海風は強く、Tシャツ一枚の肌にはまたたくまに鳥肌が。

 あいにくの小雨模様もあってか、八斗子の岩場では東映映画のオープニングのような高波が岩場を叩いています。日本で心に傷を負った人は、津軽海峡の荒波を眺めてのカップ酒が基本ですが、ここ八斗子では台湾ビールを片手に座り込み、海をじっと見つめる男性が。傍らには黒い犬が寄り添い、なかなか絵になる光景です。

 一方、お隣の碧砂漁港は、うってかわって観光ムード満載。きれいに整備された港には、観光案内センターやカフェ、椰子の木を模したトロピカルな電燈も立ち、漁港ではなく"ハーバー"と呼んで欲しいですわね、という主張が感じられます。

 観光案内センター「海洋悠遊館」では基隆港や、台湾周囲に生息する魚類、漁業に関する展示を無料で楽しむことができます。また、碧砂を起点とするクルーズの案内所も兼ねているとのこと。沖合いの亀島や花蓮付近まで遠出してクジラやイルカをウォッチングするルートや、夕日で有名な淡水と碧砂を繋ぐルートもあり、なかなか楽しそう。次回はぜひ試してみたいところです。

 碧砂漁港を一周するクルーズ船もあり、お1人100元の乗船料金にしては充実した船旅が気軽に楽しめます。しかし、外海ははかなり波が高い日があるので、船酔いしやすい人はご注意のほどを。

 お腹がすいたら、フィッシュ・マーケットへ!台湾ではおなじみ、色とりどりの、ぴちぴち魚が、胃袋をわしづかみしてくれます。特にこの市場では、レストランが直ぐ隣に併設されているので、食欲中枢への刺激がさらにUP。魚を見た瞬間に、刺身?蒸し焼き?味噌鍋?と、どうやって料理してもらおうかと、頭をぐーるぐる。マーケットでは魚を買って自宅に持ち帰っても、隣のレストランに持ち込んで料理してもらってもOK。4人で3000元も出せば、お腹一杯のカニやエビが食べられますよ。今が旬の上海蟹も、驚き価格で楽しめます。

【八斗子海岸・碧砂漁港】

海洋悠遊館
住所:基隆市北寧路69-1号
電話:(02)2469-5213
交通:基隆市内より車で15分


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