2003年8月26日 暑い夏の日には・・・

 一昨日、8月24日午後4時頃のこと。どんよりとした曇り空、これはまた一雨来そうかな?などと考えていると、閃光一線、青白い稲妻が走ったかと思うと大地を揺るがす激しい雷。遠くで近くで、次々に光る、鳴る。頑丈なアルミの窓枠がビリビリと小刻みに震えるほどで、下手な台風などよりよっぽど激しいエネルギーが飛び交っているのがわかります。

 ここ台北では、夏場の夕方になると短時間の激しい雨や雷に襲われるのは特に珍しいことではなく、私も「またか」くらいにしか考えていなかったのですが・・・。さすがにこの日ばかりは、我が目を疑わざるを得ませんでした。

 しばらく鳴り響いた雷に続いて、これまた激しい雨が降り始めたのですが・・・違う。いつもの雨と明らかに違うのです。近所のトタン板に当たる音が、いつものものではなく、どう考えても固体の当たる音なのです。慌てて窓から外を覗いてみると・・・空から降ってきているのは雨粒ではなく、なんと白い小さな塊なのです。

 まだ台北経験の浅い私には、しばらくの間、まさかそれがヒョウ(雹)だとは理解できませんでした。だって少し前は最高気温38.8度を記録した真夏の台北ですよ。一番寒い冬場だって、たまに最低気温が10度を切る程度で、雪なんて降ったの見たことがないと台北市民が言う・・・そんなところに、まさか固体のヒョウが降るなんて思いもしませんよ。

 でも、後で聞いた話によると、暑い夏の日には、雷と共にたまにヒョウが降ることもあるんだそう・・・。どうも年に1回くらいはあるんだとか。ちょっとビックリ。ちなみにこの日の最高気温は37.7度でした。

 なお、テレビのニュースによると、同日開催予定のMTVサマーミュージックフェスティバルのために並んで待っていたたくさんの観客の上にも、当然のようにヒョウが激しく降り注いだらしいのですが、突然出現したレインコート屋台のおかげで難を逃れられたとか、レインコート屋台が大もうけしたとか・・・。いやはや、商魂たくましい台湾らしいエピソードです。

※残念ながら、写真ではヒョウだか雨だかよくわかりませんが、これは「ヒョウ」です。しつこいようですが「ヒョウ」ですから、お間違いないよう・・・。


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