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「海關」とは、「税関」のこと。戦前は船付き場で、古くからの問屋街として知られる迪化街の近くに、この海關博物館があります。普段お目にかかれないような珍しい密輸品の数々も展示してあるとのことで、さっそく行ってきました。
住所をたどってたどり着いた先には財政部の海關總局が。外観を見るだけでは普通のオフィスのようなビルディング。外には海關博物館と書いてある看板も見当たらなかったので、ちょっとドキドキしながら中へ。すると入ってすぐ右側に大きな看板が見えました。
博物館入り口には、3メートルはあろうかという繊細な象牙細工の中国式塔がそびえています。その象牙細工、建物の細工が素晴らしいだけでなく、小さな人が無数に彫られているのが圧巻。なんと、全体で300人余りの人物が彫刻されているのだとか・・。おお、税関博物館恐るべし。いきなり國立故宮博物院並の展示物です。でも、実はこれは密輸品を没収したもの。さすが税関ですね!?
1階には「税関作業展示区」、「密輸品、輸出入不許可品展示区」、「灯台展示区」、がありますが、個人的になんといっても見所は「密輸品エリア」でしょう。見事な象牙や、数々の銃、美しい刀(日本刀もありました)から、毒物、動物の剥製まであります。ふむふむ、私には縁のないものばかり、捕まることは無いなと思いながら今度は2階へ。
2階は「海關文物展示区」、「世界の税関展示区」になっており、昔のパスポートや資料が展示してあるほか、世界の税関職員の制服もズラリと展示してあり圧巻です。オーストラリアの税関職員制服、とくに女性用の制服はちょっと変わっていて、ゆったりとしたこげ茶長めのジャケットにクリーム色のスカート。それにつばの広い帽子がセットになっていて、一昔前のマダムのようです。他にも職員用のバッジやネクタイなども揃っています。その他、世界の貨幣(日本の100円札もありましたよ)も展示してあり、コレクターには嬉しい展示内容になっています。
旅行者がお世話になる機会の多い税関。たまにはこういう博物館で税関について、楽しくお勉強してみるのも楽しいものですよ。
【海關博物館】
住所:台北市塔城街13號
Tel:(02)2550−5500 内線:2213〜2216
Fax:(02)2550-4140
入場料:無料
開放時間:土曜日・日曜日の午前10時から午後5時
※参観には事前予約が必要。または、毎月第1、第3日曜日に実施される台北市政府主催の大稲 ツアー(無料・中国語のみ)に参加。ツアー申込番号:(02)2558-6146
HP:http://wwweng.dgoc.gov.tw/museum1/museum_index.htm
交通:バス12、52、238、250、255、274、302、304、601番に乗り北門バス停で下車して徒歩3分。
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