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龍山寺は、台北に来る観光客にとって外すことのできない観光スポット。その龍山寺の西側にある小さな路地裏をご存知ですか?この小さな路地、ひっそりと目立たないのですが、ここ数百年来台北の重要な青草市場(ハーブ・薬草市場)として知られています。
欧米で流行っているハーブ療法のように、西洋の製薬技術がまだ中国に伝わる前には、私達の遠い祖先達は、深い山に分け入り自然の薬草を採取して薬とし、さまざまな病の治療に役立ててきました。
龍山寺は、中国人の信仰する医療の神様の中でも重要な神様が祭られています。觀世音菩薩、薬師佛(仏教の医療の神様)、崋陀仙師(中国医療の薬の神様で、薬、針灸、麻酔や解剖学などの精通している)などの神様です。また薬おみくじもあり、古来よりたくさんの病をかかえた人がここで神様にお参りし、薬おみくじをやったあとに、龍山寺の西門より帰っていきました。この光景を見た当時の薬草商人達が、龍山寺の西門の外に次第に集まるようになり、薬草売りのお店の数もどんどん増えて行くことになったのです。というわけで、この長さ45メートルほどの小さな路地は、「青草巷」と呼ばれるようになり、のちに政府により龍山寺の薬おみくじは禁止されることになったにも関わらず、人々は健康を求めてここに薬草を買い求めにくるようになりました。
「青草巷」で販売されている薬草類はすべて台湾で採取されたもので、湿度と日光を重視した保存環境のもと、いつでも新鮮な状態に保たれています。現在、「青草巷」のお店はそれぞれの背景は違うとしても、大部分が2代、3代以上にわたる家族経営のお店です。もし、薬草に興味があるのなら、お店の主人にお話を聞いてみてはいかが?喜んで中国の薬草のことについていろんなことを教えてくれること間違いなし。いくつかのお店のご主人は日本語も話せるそうです。軒先で冷たい青草茶(中華風ハーブティー)をふるまっているお店もあります。夏の暑さ消しには最適と言われるこのドリンク、ぜひ試して見てくださいね。
【青草巷】
住所:台北市西昌街224巷
お休み:毎週日曜日
入荷日:月曜日
交通:MRT龍山寺駅より徒歩3分。またはバス30、38、201、234、265、527、701、628、705番に乗り龍山寺で下車。
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