2003年7月29日 台北二二八紀念館

 学校帰りの若者や、親子連れの憩いの場として、いつものどかな雰囲気の二二八公園。そこにたたずむ瀟洒な建物が台北二二八紀念館です。公園のゆったりとした雰囲気とは対照的に、台湾のとても悲しい記憶を伝えるのがこの紀念館なのです。

 1947年2月28日、闇タバコの販売をめぐる市民と警察間のトラブルをきっかけに、全国的な暴動が発生。それを鎮圧する過程において、多くの死傷者が発生しました。これが二二八事件です。台湾において、この事件を語ることは長く禁じられていましたが、台湾の歴史を見直そうというムードの元、1997年に台北二二八紀念館が開設されました。

 日本植民地時代はラジオ局だったこの南欧風の建物は、回廊も多くとても優雅。イラストや写真を多用した展示は、館内を歩きながら自然と事件に関する知識が頭の中に入っていくスタイルとなっています。
しかし、1Fから2Fへ足を進めていくにつれ、次第に厳粛な気持ちが心の中に広がっていくのがわかるでしょう。

 台湾の歴史を知っていただくために、ぜひ訪れたい紀念館です。

【台北二二八紀念館】
住所:台北市中正区凱達格蘭大通3號
電話:(02)2389-7228
FAX:(02)2389-5228
開放時間:火曜日〜日曜日 10:00〜17:00
休館日:毎週月曜日、祝日、祝日が月曜日に当たった場合、その翌日、旧正月
交通:淡水線MRT台大醫院駅で下車して徒歩3分
バス3、15、18、22、220、222、247、257、563、276、287、302、512、605、621、651に乗り228和平公園バス停で下車。
HP:http://228.culture.gov.tw/


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