2003年6月23日 老農夫観光土鶏場

 台湾の最北端、淡水から基隆をつなぐ省道2号線を、海岸に沿って走っていると、「土鶏」の看板をよく見かけます。「土鶏」とは文字通り、土の上で健康的に育ったニワトリのこと。その肉のぷりぷり感は、まさに野生の醍醐味です。

 今回お邪魔した「老農夫観光土鶏場」は、目の前は台湾海峡、後ろは陽明山という格好のロケーション。レストラン、バーベキューエリア、果樹園、児童公園などが併設され、家族連れやグループで、一日ゆったりと自然の中で過ごせるように設計されています。

 先ずはレストランで食事の予約を。ここのモットーは「提供純土鶏、可現場補捉、屠宰、焼煮」。すなわち「100%の土鶏をご提供。その場で捕まえ・・・」と新鮮そのものの、ニワトリ料理がいただけます。

 近所の山で採ってきたばかりの山菜もお勧めとのことで、「梅子鶏(チキンの梅スープ)」「煎菜埔蛋(干し大根入りオムレツ)」「黄金過猫(山菜サラダ)」を注文。料理が出来上がるまで果樹園を散歩していると、無造作に地面に転がったスイカや、木に鈴なりの文旦などが。つくづく台湾の自然の豊かさを実感させられます。

 料理はいずれもさっぱり味で、素材の味そのものを引き立てる調理スタイル。さすが新鮮そのものだけあり、お肉の弾力は抜群です。皮も分厚くぷりぷりしていて、コラーゲンたっぷり!この皮だけを、炭火で焼いて塩だけふって持ってきて!などと、ついつい酒飲み的な注文をしそうになったり・・・。

 食事に夢中になっている足元を、放し飼いのニワトリが駆け抜けたりする環境はちょっとワイルドですが、自然の滋味をリーズナブルに味わいたいという方に、お勧めのポイントです。

【老農夫観光土鶏場】
住所:台北県三芝郷後暦村62-1號
交通:MRT「淡水」駅から車で約30分。
電話:02-2636-2345


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