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台北駅の西側に、ちょっと不思議な建物があります。赤レンガに白木の壁。英国のお屋敷を思わせる優雅な雰囲気なのですが、よーく目を凝らすと壁にはヒビ。草も生えていたり・・・、あ、暗い窓の中になにか動く影が!
しかし幽霊屋敷などではありません。こちらは「台湾総督府交通局鉄道部」。立派な政府の一機関で、現役の建物なのです。
この建物、誕生したのはなんと大正8年(1919年)。台湾総督府の森山松之助技師の指導の元、鉄道部の本部ビルとして建設されました。この頃、日本の鉄道は英国をお手本としていたため、このビルヂングのデザインも19世紀の英国ヴィクトリア様式を採用したのだとか。
正面の立派なファザード、左右翼の回廊、窓枠の凝った彫刻など、当時は周囲を圧倒するような、さぞかし優雅な西洋建物であっただろうと想像されますが、残念なのは現在の保存状態。
三級古跡にも指定され、しかもまだ現役の建物だというのに、この荒廃具合。一日も早い修復作業の開始を祈るばかりです。
住所:台北市大同区延平北路一段2號
交通:MRT「台北」駅から徒歩10分。または12、52、250、304、615、660番バス「北門」バス停下車すぐ。
※内部の見学は出来ません。
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