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2005年9月9日
■金色三麥 美麗華百樂園店(台北)
キリンやハイネケンなど、日本、欧米勢に押されがちな台湾ビール業界。そんな中、台湾製造、できたての地ビールをどうぞ!と、積極的なPRを行っているのが龍昇酒業。「金色三麥」ブランドを立ち上げた新興メーカーです。
カナダから技術を導入し、造るビールは香りとコクを重視した黒ビール系。自社で経営するパブ内でビールを醸造し、できたてを提供してくれるというと聞けば、これは試さずにはいられません。さっそく美麗華百樂園にある直営パブへ行ってきました。
パブは室内と中庭の二箇所にあるのですが、当日はあいにくの雨だったため、室内をチョイス。細い階段を登った先にあるパブは、ガラスとアルミを多様した、メタリックな未来イメージ。カウンターの上にはビア樽が飾られ、いやがおうにも期待がかきたてられます。
メニューによるとビールは、「大麦ビール」「小麦ビール」「黒ビール」の3種類。違いは何?とスタッフに聞いたところ、しばらくの沈黙の後「・・・・味?」と一言。ここで嫌な予感がしたのですが、なにせ台湾発の本格地ビールメーカですもの。大丈夫、大丈夫と気を取り直して、とりあえず3種類すべてを注文します。
待つこと数分。ジョッキになみなみと注がれたビールが、テーブルに届きました。そして、悲しいことに嫌な予感が的中したことが判明。ビールのですね、泡が薄いんですよ!ビールの命とも言うべき泡が無いに等しく、写真を撮っているうちに見る見る消えて行く始末。もう一杯頼むと、今度は盛大にこぼしながら持ってきてくれました。
いったいどういう注ぎ方をしているんだとカウンターを見ると、サーバーからジョッキの7割ぐらいまで一気に注ぎ、その上から別のプラスチックケースに入れておいたビールをつぎ足して、量を調節しているのです。これじゃぁおいしい泡なんてたちようがありません・・。
いずれのビールもコクがあり悪くはないのですが、どこか気が抜けたような味わい。注ぎ方がなってないため、おいしさは半減しているものと思われます。造り手が一生懸命でも、お客に出す時がこれじゃぁしょうがない。「喝現醸造●酒 不必到欧州(新鮮なビールを飲むのに、ヨーロッパまで行く必要はないよ)」というキャッチコピーが泣きますわ。
キ○ンのブラウマイスター講座にでも留学させるなど、社員教育の強化が望まれます。
おつまみですが、ソーセージ盛り合わせや、ドイツ風豚足のアイスバイン、オニオンフライなど、基本的なビアパブメニューの中に、パスタやチャーハンなどの食事系メニューもちらほら。店内を見渡すと、ビールを飲みにというより夕食を食べに来た人も多く、ビールを注文しないお客さんもかなりの割合でいるようです。
まだまだアルコール人口が少なく、お酒への関心が高いとは言えない台湾。ビールに関する知識があるとは思えない店員に、地ビールがウリの店なのにビールを飲まないお客さん。これが現実か・・・と思いつつ、いや、負けちゃらんねぇぜ!と、ビールの泡は3cm以上でよろしく!と追加注文をするマイスターでした。
※●=口+卑
| 金色三麥 美麗華百樂園店 |
| 住所 |
台北市中山區敬業三路20號
美麗華百樂園 5階 |
| アクセス |
MRT劍潭駅からタクシーで約15分 |
| 電話 |
(02)2175-3739 |
| 営業時間 |
11:00-00:00 |
| 価格 |
ジョッキ(500ml):180〜250元
ソーセージ盛合わせ:480元
シーザーサラダ:280元など |
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