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タクシー

タクシー 台北市内は流しのタクシー量がとても多く、うまく利用すれば行けない所はありません。料金はとてもリーズナブルで、運転手さんも親切です。

 なお地方都市では流しのタクシーが少ないので要注意です。


タクシー利用の5原則

 1 小銭を用意しておこう
 2 行き先(住所)を書いた紙を用意しておこう
 3 ドアは自分で開閉しよう
 4 シートベルトは必ず装着しよう(全席装着義務があり罰金対象です)
 5 客引きしているタクシーは敬遠しよう

タクシー利用テクニック

 台北市内のタクシーは、自動ドアではないという点を除けば基本的に日本と同じで、料金が安く台数も多い、とても便利で手軽な交通手段の1つです。しかも、走っている台数も多く、市街地の比較的大きな通りなら、殆ど待ち時間ゼロで空車を拾うことができます。ボディを黄色く塗っているので非常に目立ちます。

 タクシーを拾うのはとても簡単です。道ばたで手を挙げれば競い合うように停車してくれます。というか、そのつもりがなくても道ばたに立っているだけで、近寄って様子を窺って行くタクシーの多いこと・・・。

料金

初乗り
70元(1.25kmまで+1分40秒までの待ち時間)
距離追加
250mにつき5元
待ち時間追加
1分40秒につき5元
※待ち時間とは、渋滞による停止や信号待ちを含みます。
深夜料金
20元追加(23:00~6:00)

※2012年1月現在 ※台北市に限る(地域ごとのタクシー協会によって料金設定などが違います)。

タクシー タクシーの大小にかかわらず、初乗り運賃は70元です。これには待ち時間1分40秒と走行距離1.25kmまでの料金が含まれています。それを超えると、待ち時間は1分40秒ごと、走行距離は250mごとに5元づつ追加されていきます。渋滞時には、乗ってすぐに赤信号にひっかかり、ほんの数メートルしか走ってないのに、いきなり料金があがってビックリすることがありますが、よくあることです。

 以前のガイドブックなどで、車のトランクに荷物を積むと追加料金を取られる、というようなことを記載している場合がありますが、この請求は原則なくなりました。なお、トランクを開けてみたら荷物を積むスペースがなかった、なんてことはあり得ます。

 料金の目安ですが、市内から故宮博物院や天母などの遠隔地まで行くのでなければ、台北市街地内の移動はおおむね300元もあれば充分です。

選び方

 運転手さんの多くは、フレンドリーで親切なのですが、全てのタクシーが安全で確実とは言い難いのが残念なところです。非常に乱暴な運転(時には日本人の一般的想像を遙かに超える)をするタクシーや、わざと遠回りしたりする運転手もまれにいます。

 で、どうすればそういうタクシーに乗ることを避けることができるかというと、とにかく見た目の綺麗なタクシーを選ぶこと。見た目とは車の新旧ではなく、ボディにぶつけた後やキズが多いかどうかということです。地元の人たちも実践しているので、ある程度効果的な判別法であることは間違いないでしょう。

 道ばたで手をあげる際、走ってくる車が綺麗かどうかをちゃんと確認し、その車に向かって手をあげるようにしましょう。目的外の傷だらけのタクシーが割り込んで来て止まることがありますが、遠慮はいりません。手を振ってあなたの車には乗らないと意思表示し、さっさと目的の綺麗なタクシーに乗ってしまえばいいのです。

 また観光地など、外国人が多いところでは、客引きをしているタクシーの場合、中にはメーターを動かさず、法外な料金を請求してきたり、裏で繋がっているお店に連れて行かれたりすることもあるようなので、そういうタクシーは避けて、車列を作って客待ちしているか、流しのタクシーを拾うことをお勧めします。

 ホテルから出発する場合は、ドアボーイに行き先を告げてタクシーを呼んでもらうとよいでしょう。

 台北の交差点は左折禁止のところが多く、目的地の前に着けるために最短コースを走らない場合や、ぐるぐる迂回することはよくあります。料金にもかなり影響するので、旅慣れてきたら、道路のどちら側でタクシーを拾えばよいかを考えるようにすればよいでしょう。

 地方都市では流しのタクシーが少ないので、お店で呼んでもらったり、タクシー会社の電話番号を調べておくなどの工夫が必要なことがあります。

乗り方

 タクシーが止まったら、日本のように自動ドアではありませんから、自分の手で後部座席のドアを開けて乗り込んでください。もちろん乗ったら自分で閉めることも忘れずに。
 また、3名以上の場合は助手席に乗っても問題ありません。全席シートベルト着用が義務づけられていますから、座ったら全員必ずシートベルトを締めてください。シートベルトを装着していないと、罰金を取られることがあります。一般的なタクシーは運転手を入れて定員5名ですから、4名を超えて乗り込むことはできません。

行き先

 乗ってから行き先を告げますが、中国語は発音が非常に微妙ですから、紙に行き先の住所を書いて見せるのがベストです。夜暗いときは見にくいので、大きくはっきり書いておきましょう。また、地図はあまり理解してもらえません。
 台湾では通り名がそのまま住所になっており、番地も道の両側で奇数偶数に分かれている上に、住所表示もきちんとされているので、安心して任せましょう。ただし、目的地が小さな路地の中だったら、路地の入り口で降ろされることもあります。

支払い

 目的地に到着したら、自分でメーターの金額を確認して料金を支払います。たくさんのお釣りを用意していないタクシーもありますから、できるだけ小銭を用意しておくとよいでしょう。台北市街地の移動であれば、300元あればかなりのエリアをカバーできます。小銭で300元分用意しておけば安心です。
 領収書は請求すればもらえますが、タクシーによっては用意していない車もあります。

※台北市内は左折禁止の交差点が多いため、大きく迂回することがあり、それがぼったくり行為と誤解することがあります。
※台北市内では料金改訂により以前の深夜料金が現在の通常料金になったため、旧式のメーターでは日中でも深夜料金と表示されていますが、これは正常です。深夜料金はメーターの表示料金に所定の額を加えて支払います。

※タクシーを呼んでもらったり、行き先によっては、料金がプラスされることがあります。これは出迎えや帰路にかかる費用が含まれるためで、あらかじめ追加料金がいくらになるかは教えてもらえます(ただし中国語です)。

降り方

 降りるときも自分でドアを開けますが、後ろからバイクなどが走ってきていないかを必ず確認してから開けるようにしてください。台北市内はバイクが非常に多く、車の隙間を縫って爆走してきますから、特に注意が必要です。また、運転手側のドアからは降りないようにしてください。
 降りたらドアはしっかりと閉めてください。日本人は自動ドアに慣れているので、締め忘れが多いようです。


路線バス

路線バス 台北市内はバス路線が縦横無尽に張り巡らされています。乗りこなせれば、強力な「足」になりますが、これがなかなか難しいもの。MRTとタクシーを組み合わせればほとんどの所に行けるので、旅々台北ではビギナーの方には路線バスの利用は、あまりお勧めしませんが、それでも旅の思い出に・・・・という人のために、利用方法を説明します。慣れてしまえば便利に使える交通手段ですので、時間に余裕があるときにチャレンジしてみてください。


路線バス利用の5原則

 1 路線マップ本などで路線を必ず確認しておこう
 2 小銭かEASY CARDを必ず用意しておこう
 3 時間と気持ちに余裕がないときの利用はやめよう
 4 下車場所付近の地図を暗記しておこう
 5 周囲の現地の人の様子をよく見よう

事前調査

路線マップ本を購入しよう

 事前に路線やバス停が分かっている場合は別にして、路線バスを利用するには、まず路線マップ本を書店やコンビニで買い求めましょう。この本は地元の人にとっても必需品です。
 こうした本は数種類発売されているので、自分の目的にあったものを選んでください。
内容は中国語で書かれていますが、地名やバス停は漢字で書かれているので問題ありません。ただし内容が古くなっていたり、誤植があることがあります。

路線番号の確認

 乗車するバスの路線番号を、マップ本で確認しておきます。路線番号が1~2桁の場合と、3桁で5から始まる路線は1段票、3桁で3から始まる路線は3段票、それ以外は2段票となる場合が多いようです(「段票」は料金の支払方法を参照)。

バス停の確認

 マップで乗車と降車のバス停の位置を確認しておきましょう。車内放送はないか、あっても中国語なので、降車のバス停の位置の確認は特に重要です。

台北バス路線検索システム http://www.taipeibus.taipei.gov.tw/

利用テクニック

乗車

路線バス 乗車するバス停に来たら、掲示板で再確認しましょう。右の写真のようなルートマップが掲示されているので、確認してください。また、時刻表は掲示されていません。いつまで待ってもバスが来ない場合は、運休か路線廃止ということも考えられます。バスが来たら手を挙げて乗車の意思を表します。そうでなければバスは停車してくれません。


料金の支払方法

 日本のバスは前乗りだと先払い、後乗りだと後払いですが、台北の路線バスはそのルールがありません。そのかわりに「段票制」がとられています。これは、同じブロック内なら1段票、ブロックをまたぐと2段票、ブロックを2回またぐと3段票になります。料金は1段票ごとに15元です。

・「上車収票」と「下車収票」
 バスに乗ったら運転席周辺を確認してください。「上車収票」の札が出ていたら先払い、「下車収票」なら後払いです。
 例えば2段票の場合、乗車時は「上車収票」で、まず15元を支払い、同じブロック内で下車するときは、そのまま下車、ブロックをまたいだら「下車収票」に変わり、下車時にも15元を支払う・・・というようになります。3段票の路線は少ないのですが、ルールはまちまちです。

・さらに複雑なルール
 乗車と下車のバス停により、段をまたいでも1段票でよい場合は、乗車時に15元を支払うと、運転手が札をくれるので(くれないこともあります)、下車時にはその札を渡します。また、2段票でも下車時にまとめて2段票(30元)を支払うこともあります。後部ドアが開いて乗り込むと「上車収票」だったので、発車後に運転席まで支払いに行くとか、2段票分を先払いするというように、バス路線によってさまざまなケースがあるので、地元の人のやり方をよく観察しましょう。
 地元の人でも乗りなれていない路線のバスに乗るときは右往左往しますので、間違って多く払ってしまってもいいや、くらいの気持ちでいるとよいでしょう。

・料金の支払い
 現金で支払うときは、おつりは出ないので、あらかじめ小銭を用意しておきましょう(両替もできません)。
 EASY CARDで2段分(30元)をまとめて支払うときは、機械に2回かざします。(運転手が指示してくれます。)

下車

 車内放送はないか、あっても中国語なので、自分で外に注意しておき、降りたいバス停が近づいてきたら、下車ボタンを押して下車の意思表示をします。新しいバスは、車内の電光掲示板に次のバス停が表示されたり、英語のアナウンスがあることもあります。

車内での注意

 どのバスにも博愛座があります。日本の優先席と同じです。
 運転が乱暴というわけではありませんが、日本と比べると急カーブや急停車、急発進する傾向にあります。空いている席があれば座りましょう。立っている場合は、しっかりとつかまってください。
 車内でも携帯電話が使われます。ペースメーカーをつけた方は利用しない方がよいでしょう。