天香樓
天香樓
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(ティエンシャンロウ)
 台北亞都麗緻大飯店(ランディス)の中華料理メインダイニング。台北でも珍しい本場の杭州料理が楽しめます。落ち着いた雰囲気は商談や接待にもぴったり。とろけるような東坡肉(トンポーロウ)や工夫を凝らした魚介料理が堪能できます。
カテゴリ 江浙(上海)料理
住所 台北市民權東路二段41號B1
台北亞都麗緻大飯店地下1階)
アクセス MRT中山國小駅4番出口から徒歩約4分
電話 02-2597-1234
営業時間 12:00-14:30 / 18:00-22:00
定休日 無休
標準予算 1,200~1,800元
ウェブサイト http://taipei.landishotelsresorts.com/

※枠付きの写真は、クリックで拡大画像が別ウインドウに表示されます。

天香樓で楽しむ本場の杭州料理

天香樓の店内 中国は土地が広く食材が豊富なためそれぞれの地方によって独特の味がどんどん発展しました。四川料理や広東料理、浙江料理などは世界的にも大変有名な料理となっています。

 杭州料理は中国八大料理の一つですが、台北で杭州料理をメインとしているレストランはとても少なく台北亞都麗緻大飯店(ランディス)の天香樓は、正統派な杭州料理をメイン料理としている貴重なレストランです。二十数年前、ランディスは香港天香樓の創立者である韓桐椿さんを、ホテルの中華料理レストランの飲食顧問として招きました。香港天香樓の料理は杭州天香樓の正統派メニューを伝承したものなんですよ。料理人と韓さんはランディスの杭州料理を本場の味に近付けるために、台北と香港を何度も行き来して伝統の杭州料理の作り方を学び伝えました。

(取材:黃煒倫)



エレガントな食事空間

天香樓の入り口 天香樓のインテリアは、江南庭園と中国風の塔をイメージしています。入口から続く廊下は木製の彫刻で囲まれていて、私たちを中国風の東屋へと連れて行ってくれるようです。テーブル席は暗めの照明で落ち着いた雰囲気で食事をすることができます。商談や接待に便利な個室もありますよ。店内の壁には有名な書道家による作品がかけられていて、美食を楽しめるだけでなく芸術品も楽しむことができます。

天香樓の店内の様子 同じホテル内にあるフランス料理の「巴黎廳1930」も有名なお店です。天香樓と巴黎廳の料理長は料理の技術をもっと高めるため不定期に交代をしています。中華料理やフランス料理が専門の料理長は、普段とは異なる食材にチャレンジすることができ、同時に異なる料理方法を学ぶことにもなるので、天香樓では正統派の杭州の味以外にもたくさんの西洋式表現による創作料理を作り出しているのです。食事方法も巴黎廳の影響を受けており、お酒とともに料理を楽しむ西洋式スタイルの食事も可能です。


梅汁番茄/トマトの梅汁漬け
梅汁番茄/トマトの梅汁漬け 180元
 新鮮なトマトと紫蘇梅を天香樓が特別に作った梅汁で漬け込んで作ります。甘酸っぱくて食欲を刺激する一品です。食事前に食べると食欲を刺激してくれて、食事中に食べると口の中のしつこさを中和してくれ、前菜や箸休めにぴったりです。

上海糖心燻蛋/上海燻製たまご
上海糖心燻蛋/鴨卵の燻製 80元/個
 天香樓の看板前菜料理です。まずは厳選した鴨の卵を低温で茹でます。続いてタレの味を浸み込ませながら、卵白は堅く、卵黄は軟らかくなるまで茹でて半熟卵のように仕上げます。最後に茶葉で卵を燻して完成です。燻した香りがとても良いですよ。

龍井蝦仁/エビの龍井茶炒め
龍井蝦仁/エビの龍井茶炒め 780元
龍井蝦仁/エビの龍井茶炒め 杭州料理の代表的な料理です。杭州は内陸地なので新鮮な川エビを使って調理されます。川エビは海のエビよりも身が締まっていて、さらに卵白を使ってプリッとさせています。はじけるようなぷりぷりとした歯ごたえが特徴的です。龍井茶葉とエビを一緒に食べてみると、さっぱりと爽やかで甘みがあり、しばらくほのかなお茶の香りが残ります。

精釀糟香藍斑/マダラの紹興酒漬け照り焼き
精釀糟香藍斑/マダラの紹興酒漬け照り焼き 480元
精釀糟香藍斑/マダラの紹興酒漬け照り焼き 中華料理と西洋風を融合させた創作料理です。新鮮なマダラを紹興酒に漬け込みフライパンで焼いた後に、オーブンで焼き上げて、紹興酒のアルコールを飛ばして香りだけを残します。魚の身は芳醇な紹興酒の香りが良く箸を入れると崩れるほど軟らかいです。おちょこに入っているのは長期保存させた紹興酒です。魚にかけてソースとして使っても良し、または魚を食べながらお酒として飲んでも良し、どちらも異なる風味が楽しめます。下に敷いてある新鮮な湯葉は口をさっぱりさせる効能があり、料理全体のバランスを整えています。

東坡肉/トンポーロー
東坡肉/トンポーロー 320元
 東坡肉は杭州伝統料理の中で最も有名な一品です。正方形に切った豚バラ肉に紹興酒、醤油、砂糖などの調味料を加え、弱火でゆっくりと煮込んで作られます。天香樓では油で揚げず煮込む方式を採用しているので、バラ肉は油っこすぎることなく、さらに軟らかく、脂身の部分は口に入れるとすぐにとろけます。少し甘みのあるスープは、東坡肉に味を浸み込ませているだけでなく、ご飯の上にかけて食べてもとても美味しいですよ。

蓴菜魚丸湯/ジュンサイと魚団子のスープ
西湖蓴菜羹/ジュンサイと魚団子のスープ 320元
西湖蓴菜羹/ジュンサイと魚団子のスープ ジュンサイを使ったスープは杭州の伝統料理です。中国大陸では江南湖特有の水生植物で、江蘇の太湖、浙江の蕭山湘湖、杭州の西湖の3か所でしか育っていません。台湾でもあまり採れないので、日本や杭州から輸入したジュンサイを使っています。スープに浮かぶ魚団子も特別で、新鮮な魚を細かくすりつぶして混ぜてメレンゲ状します。こうして作った魚団子は尻尾なんてない綺麗なまん丸です。可愛い魚団子は白玉団子のように白く軟らかく、ふわふわと滑らかで口の中ですぐにとろけます。

酒釀甜湯圓/白玉団子の甘酒スープ
酒釀甜湯圓/白玉団子の甘酒スープ 160元
 メジャーな白玉団子のデザートですが、天香樓は独自の作り方で工夫を凝らしています。甘酒とキンモクセイ蜜を使い、甘いミカンとバナナを加えることによって、フルーツの香りと甘酸っぱさが加わりました。甘酒は酸味とアルコールを取り除いているので、アルコールがダメな方でも大丈夫な味となっています。小さな白玉団子とゴマ団子が入っており、甘酸っぱい風味は冬にも夏にもよく合います。

天香精釀/天香樓ブレンドの紹興酒
天香精釀/天香樓ブレンドの紹興酒 2,800元/瓶(600ml)
 天香樓はフランス料理店「巴黎廳1930」の影響を受けて、赤ワインや白ワインを提供し始めました。続いて紹興酒や茶品を合わせたセットメニューも始めています。これらのセットで最も人気があるのがこの天香精釀。台湾、馬祖、中国の3か所の紹興酒を厳選して、ブレンドして作られています。アルコールのツンツンした刺激はほとんどなく、ホットで飲むとお酒の良い香りと甘みが広がり、女性でも飲みやすい紹興酒となっています。

龍井茶
龍井茶 130元
 中華料理のレストランにはお茶がつきものです。天香樓ではお茶にもこだわりがあり、たくさんの茶葉を揃えています。最もオススメなのが杭州西湖特産の龍井茶で、その中でも優良品質な雨前龍井を使っています。これは旧暦の殻雨前に摘み取った龍井茶で、生産量が少ないため高級な茶葉に属しています。お茶の良い香りが溢れ出して甘い余韻を長く楽しむことができます。茶葉自体も食べられるんですよ。

ミニ情報

記者記者:黃小姐

 天香樓はフランス料理の影響を受けているので中華料理のメニューもさらに精緻を極めています。2~3人の少人数で楽しむのにもぴったりで、中華料理の大人数で円卓を囲んでたっぷり食べるという印象をガラッと一変させました。伝統を維持しながらも創作の新しさがあり、杭州料理が初めての方も、食べ慣れている方も、誰もが満足することができます。杭州料理は歴史が長く、様々なストーリーがあります。例えば東坡肉は北宋の詩人蘇東坡が堤を作っている農民に振る舞ったのが最初とも言われています。これらのお話を知ることも、とても面白いですよ。


お店からのコメント
チーフシェフ 楊光宗さんからのメッセージ
ランディスホテルの天香樓へようこそ!文化の香りが漂うレストランで杭州の美食と伝統の味を体験してください。スタッフ一同、貴方のご来店を心からお待ちしています。


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