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一品花雕鶏 另類火鍋(市民旗艦店)

一品花雕鶏 另類火鍋(市民旗艦店)

 食事どきになると人で溢れかえる一品花雕鶏の料理は、一度口にするとどの人も感動せずにはいられないおいしさです。営業時間が夜中の3時までということからもこのお店の人気ぶりが伺えます。中華料理と台湾の炒め物料理を組み合わせた一品花雕鶏に来れば、食欲が倍増すること間違いなしですよ!

カテゴリ 台湾料理
住所 台北市市民大道四段207、209號
アクセス MRT忠孝敦化駅2番出口から徒歩約7分
電話 02-2570-0388
定休日 無休
営業時間 11:30-15:00 / 17:30-AM3:00
WEB http://www.1ping.com.tw/
カード OK

日本語メニュー MRT 10分 予約推奨 日本語スタッフ カードOK [記号説明]

誰にも真似できない美味しさ――「一品花雕鶏」

 「一品花雕鶏」のはじまりは、オーナーが昔、広東のとあるレストランで格別美味しい花雕雞を食べたことがきっかけでした。感動したオーナーはその後店主から技術を学習、会得し、さらに自分流のアレンジと変化を加え、2000年に台湾でこの「一品花雕鶏」をオープンさせました。一品花雕鶏の「一品」とは、オーナー自らが考えた「誰にも代わりが出来ない、最高の=ONLY ONE」という意味なのです。

 実は「花雕雞」は、中国広東省珠海地区の家庭料理で、台湾にも普及し、大抵の家庭で作られている料理です。一般的な鍋料理とは違い、花雕雞は「スープの無い鍋料理」で、まず鶏肉とソース、花雕酒(さっぱりとした甘さのあるお酒)を一緒に煮込み、鶏肉を食べ終えた後に野菜を入れて食べ、最後に水を足して作ったスープを楽しみます。この過程の途中、他に材料を加えて煮込む場合も水は加えずソースを足して味を調えます。

友人宅にいるかのようなリラックス感

 一品花雕鶏では、花雕雞や沙蜆鍋等の鍋類を楽しめますが、これらの料理は全て店内のスタッフが作り方を紹介、実演してくれます。そのためテーブル毎に一人ずつ担当のスタッフがつきます。店長は、来店したお客様がまるで友人の家に来た時のようにくつろぎ、楽しんで食事ができるようにと、それぞれのサービス係が来る時には、店員に「面白い七秒半の自己紹介」をさせ、お客様との距離を縮めています。

 丁寧に材料、食べ方、作り方の説明をしてくれるだけでなく、話でお客様を楽しく笑わせてくれる姿は、まるでみんなずっと前からの友達かのように距離を感じさせません。「こういった接客を心掛けているので、お客様はお店側に愛着をもって打ち解けてくれるのですよ」とお店のマネージャーは話していました。一品花雕鶏ではただお腹をいっぱいにしてくれるだけでなく、気持ちも楽しくさせてくれるんですね!

 取材当日は私達のために、おいしそうな小料理・炒め物・各種鍋料理など、とてもたくさんの料理を準備してくれ、大満足させてくれました。店長の話によると、料理は味の薄い物から濃い物の順になるように計算しているそうですよ。まず始めに小料理が並び、次に比較的薄味の蜆鍋(シジミ鍋)、そして味の濃い炒め物、最後に花雕雞と澳門骨堡(マカオ骨鍋)が提供されます。白ご飯は1杯15元ですが、もし1杯の半分でいいのなら、お碗に半分だけ盛って提供してくれ、なんとサービスにしてくれますよ!(でも、くれぐれも10人全員が一杯の半分ずつを注文することはしないでくださいね!とマネージャーからのお願いです!)

絶品鍋料理

 一品花雕鶏の鍋料理はどれも見逃せないものばかり!食べ方も併せてご紹介します。

花雕雞/鶏肉の花雕酒煮込み鍋 (1〜3人:399元 4〜6人:790元)

 一品花雕鶏では、骨付き鶏もも肉と手羽を主にした「花雕雞」、骨付き鶏もも肉を主にした「花雕咕骨雞」、骨を取り除いた鶏もも肉の「花雕皇帝雞」や、さらに自分で部位を選べる少し辛めの「花雕舒麻雞」などもあります。今回私達が注文したのは「花雕雞」です。

【花雕雞の食べ方】

 この花雕雞には、煮込まれた鶏肉とオリジナルソースの他に、青ネギ、ピーマン、セロリと寧波年糕(うるち米から作る餅)が基本材料として入っています。火をつけた後、野菜と鶏肉とソースを均一に混ぜ、すぐに蓋をしてしばらく煮込みます。花雕酒を蒸発させ鶏肉に味を染み込ませるため、少し時間がかかります。

 この間、サービス係は、お客様のために料理をしたり、次のステップの紹介やその他の料理の紹介等をしてくれます。鍋の蓋を開ける直前、サービス係がおたまでサッと鍋蓋の縁をなぞり、最後におたまで勢いよく蓋を叩きます。その「カラン!」とよく響く音は、「いただきましょう!」の合図なのです。この動作をすると、お客様はびっくりしたり大笑いをするので、それにより食事の雰囲気もさらに盛り上がるんだそう。サービス係によると「鶏達が驚いた後はさらにおいしさが増す」んだそうですよ!

 鶏肉を煮込み終えた後は、肉が固くならないように、すぐに火を消しておきます。ふっくらと煮上がった鶏肉に、オリジナルの秘伝のタレが合わさった鍋は筆舌尽くしがたいおいしさです!この秘伝のタレは「天一神水」と称されるもので、お店独自で研究開発したタレに、さっぱりと甘い花雕酒を加えてあり、この花雕雞の秘密とも言えます。マネージャーによると、「天一神水」は人々を神仙(神に近い仙人)のように楽しくさせてくれる、花雕雞に無くてはならない重要なものなのだそうです。全てのボトルには「天一神水」の字が印刷されています!
 今回紹介したオーソドックスな花雕雞の食べ方の他に、お店特製の唐辛子に鶏肉を浸ける食べ方も、店長オススメなんですよ!

 鶏肉の次は豆皮(油揚げ)と粿條(ライスヌードル)を調理してくれました。豆皮や粿條、野菜などの副菜を入れる際は、先に鶏肉を取り出しておきます。鶏肉の柔らかな食感を煮込みすぎで損なわないようにするためです。副菜も鶏肉と同じように、煮込んで味が浸み込めばすぐに食べることができますよ。

 一品花雕鶏の粿條は全て手作りのためもちもちとコシがあり、天一神水で煮込まれてできたソースが絡むともう最高です!ご飯や麺によく合う味です。お店側もソースを白ご飯に混ぜて一緒に食べることを特にオススメしていますので是非お試しを!
 最後に花雞火鍋を楽しみたい場合は水を加えてもらいましょう。一つの鍋で二種類の鍋を楽しむことが出来ますよ。

一品沙蜆鍋/シジミ鍋 (1〜3人:329元 4〜6人:658元)

 花雕雞と同じように広東珠海から伝わった沙蜆鍋(シジミ鍋)のスープは十種類の漢方薬を煮込んで作られています。花椒と白胡椒で漢方薬の「エグみ」を取り除き、漢方薬の栄養分と出汁となるうまみだけを残し、さらに米酒で味を引き立ててあります。火を付けた後、天然の貝類の新鮮な甘みと塩分が調味料となります。また滋養豊富で美容にもいいんですよ。

【一品沙蜆鍋の食べ方】

 鍋に入れる貝類の並べ方にも一つの作法があり、外側にシジミ、内側には少し大きめの沙瓜子を並べます。沙瓜子は調理時間が比較的長いため、火が最も強い鍋の真ん中に置き、煮込んでいる間はずっと強火にしておきます。貝の口が開き始めたら食べごろです!

 沙蜆鍋の「沙瓜子」は特別にフィリピンから輸入されたもので、肉質は新鮮で艶やかなオレンジ色に輝き、丸々と肥え甘くうまみがあり、普通のアサリなどと比べるとしこしことした噛み応えがあります。輸入のため数量には限りがあり、もしフィリピンの海面状況が悪かったり、または台風の際には、沙瓜子の捕獲量も影響を受けるため、この時にはお店では代わりとして青瓜子を使うことになります。

澳門骨煲/マカオ骨鍋 (1〜3人:490元 4〜6人:960元)

 店長の話によると、澳門骨煲(マカオ骨鍋)は実は食いしん坊達が注文する料理、とのこと。この骨煲の栄養分とうまみは、鍋の中の大きな骨から出され、さらに十六種類の漢方薬を加えて煮込むことで作り出されます。栄養たっぷりの骨煲は健康で強い身体作りにはもってこいの料理なのです!

【澳門骨煲の食べ方】

 見た感じどれも大きな骨ばかりのこの鍋ですが、一体どうやって食べるのでしょうか?まず、サービス係が大きな骨を取り出し、お箸で何度も骨髄を突き砕き、さらに特製のスプーンでスープを骨の中心に流し込み、最後に、ストローをさして骨髄のうまみを楽しませてくれます。食感は少し粘り気があります。スープはとても熱いので、ストローで吸い込む時には口の中を火傷しないように気をつけてくださいね!

 このように骨を突き、スープを入れ、骨髄を吸い取って味わう動作が2、3回続けられた後、次はお店で準備されたビニール手袋を使って、直接大きな骨を口に運び、その味を楽しみます。大きな骨以外にも、鍋の中の肋骨も食べることが出来ます。もうすでにとても長い間煮込まれているため、皮は直接手でちぎって食べることが出来ます。
 白菜を加えて煮込むと、肉類の脂っこさを取り除くことができます。沙蜆鍋のさっぱりした甘さとは全く違い、野菜の甘みが肉骨の精髄に加えられた濃厚な鍋は滋養豊かで満足の味ですよ!

炒め物

干炒雙脆/ニラレバ炒め (280元)

 炒め物の干炒雙脆は、お店をオープンさせてから現在に至るまでメニューから外れることのない看板料理です!雙脆とは、鶏の鶏胗(砂肝)と鶏心(心臓)を細かく切り、ニラと生姜・唐辛子等を合わせてさっと炒めたものです。鶏の砂肝は口当たりが比較的カリカリして噛み応えがあり、鶏の心臓はカリカリとした食感の中にも柔らかさもあり、どちらもニラの独特の味と良く合い、お酒のおつまみやご飯のおかずにぴったりの料理ですよ。

一品招牌中卷/一品花雕鶏のおすすめイカリング (280元)

 中巻とはイカリングのこと。油で揚げて外はカリッと中は柔らかい中巻は、お店特製の五つのソースをかけてあり、食べてみると甘くて脂っこさを感じません。甘いタレの上にさらにバジル、唐辛子、パクチーを加えると、もう箸が止まりませんよ!

小菜

翠綠小黃瓜/キュウリのピリ辛和え (45元)

 ひんやりと冷たいきゅうりは、夏の暑気を和らげてくれ、カリッと爽快な食感と甘さはニンニクと唐辛子にも良く合い、無くてはならない一品です。

紫蘇紅K球/紫蘇漬け人参の冷製 (60元)

 「紅K球」とは、つまりニンジンのこと!パッと見た瞬間は梅かと思ってしまいがちですが、実はシソに漬け込みさらに凍らせた特別な料理です。ニンジンは、その独特の味のせいで苦手な方も少なくないですが、店長によると、凍ったままの状態で食べると、ニンジンそのものの味が出てこないのだそうです。紫蘇紅K球はシソの酸っぱさとニンジンの柔らかくカリッとした食感があるだけなのです。しかし、たとえ溶けてしまってもあの人参独特の味は出てこず、おいしく食べられますよ!

涼拌半天花/ビンロウ花とサツマイモの中華和え (160元)

 涼しげな筍の千切りのようなこの「半天花」は、ビンロウ花とサツマイモを組み合わせた特別料理です。ビンロウ花を軽くゆがいた後で冷やし、シャキシャキとした食感のサツマイモの千切りを合わせてあります。食べると清涼感があり、胃の中の油を分解してくれます。花雕雞や炒め物等の濃い味の料理を楽しんだ後には、これで口の中をさっぱりさせましょう!

飲み物

蘆薈鮮芒果汁/アロエ入りマンゴージュース (170元)

 一口飲んでみると、マンゴージュースの冷たくて新鮮な甘さが口の中を通り抜け、思わずずっと飲み続けたくなってしまうこと間違いなしです!このジュースを年中提供するために、お店ではタイからマンゴーを輸入しています。新鮮なマンゴージュースは美顔効果のあるアロエとも良く合い、飲んだ後のすっきりとした感覚は、口の中を油っこさから解放させてくれますよ!

ミニ情報

  • 花雕雞の副菜は単品では、野菜類80元、オススメの豆皮(油揚げ)と粿條(ライスヌードル)はそれぞれ80元と90元。
  • 香菜(パクチー)が苦手な方は、事前にお知らせください。
  • 料理代金に対して10%のサービスチャージがあります。
お店からのメッセージ
一品花雕鶏 另類火鍋(市民旗艦店)

 台湾で花雕雞を楽しみたいなら、ぜひ「一品花雕鶏」へお越しください!

記者コメント
一品花雕鶏 另類火鍋(市民旗艦店)

 初めてこの有名な花雕雞を楽しみましたが、とても大好きになりました!食べ始める前からたくさんのごちそうの良い香りに引き込まれ、食べ始めた後も、一口一口もう止まりません。花雕雞のおいしさはずっと忘れることはないでしょう!  それ以外にも、豊富な料理だけでなく、ここの親切なサービスはお客様をとても楽しませてくれ、気分も楽しくなりますよ!(周小姐)

最終更新:2013年01月03日

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