赤坎點心店

チーカンディエンシンディエン

赤坎點心店

 赤坎點心店は棺材板が人気のお店です。昔の台湾の小吃店に日本の食堂を融合させたような雰囲気のお店では、看板メニューを注文するお客さんで賑わっています。

日本語を話すスタッフがいます。 [記号説明]

カテゴリ 軽食・粥
住所 台南市中正路康樂市場内180號
アクセス 台湾鉄道台南駅からタクシー約5分
電話 06-224-0014
営業時間 11:00-21:30
定休日 年中無休
WEB http://www.guan-tsai-ban.com.tw
標準予算 一人100元程度
備考 クレジットカード不可
席数:約200席
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ナイフとフォークで食べる点心

赤坎點心店の外観

 赤坎點心店は先代の許六一氏によって創業されたお店です。多くの日本人や西洋人と知り合い、そこで学んだことをこのお店のメニューに取り入れました。そのため、他の老舗と違ってナイフとフォークを使います。中華と西洋の交じり合った料理は別のジャンルの料理のようで新鮮な感じがします。

 店内は、昔の台湾と日本の食堂を融合させたような雰囲気で、広くて整然としたスペースには多くのお客さんが入ることができます。食事時はもちろん、食事の時間が過ぎてもお客さんが後を絶ちません。壁にはお店に関するニュース記事が貼ってあり、人気の看板メニューにますます興味がわいてきます。

(取材:荘小姐)

看板メニューの棺材板

赤坎點心店 店内の様子
赤坎點心店 店内に貼られた記念写真

 台南には三大名物、擔仔麺・鱔魚麺・棺材板があり、棺材板はここの看板料理でもあります。

赤坎點心店 調理中の様子

 このメニューにはちょっとしたエピソードがあります。最初は鶏レバーを使っていたため、「鶏干板」と呼んでいたのですが、1971年に鶏レバーはコレステロールが高いことと抗生物質が含まれていることが問題となり、店主は海産物と鶏肉を使うことにしたのです。

 ではどうして棺材板と名前を変えたのでしょうか。それには一代目料理長と友達の教授にまつわる話があります。当時この教授はお店をたいへんひいきにしていましたが、ちょっと違った料理を食べたがりました。そこで料理長はパンを揚げた後、中に穴を開けスープをつめてみました。これが西洋と東洋の料理が融合したメニュー、棺材板になったのです。形が四角く中国の棺おけに似ているので、教授は来店するたびに大きな声で「棺材板!」と店主に注文しました。他のお客さんも棺材板とは何か興味をもち始め、注文するようになりました。それからこの棺材板はこの店の人気メニューになったのです。プレーン味、カレー味、シトラス味がありますが、取材時にはカレー味復刻版を販売する予定とかで、毎日50食限定の試販売をしていました。

棺材板の作り方

棺材板の作り方 パンを油で揚げます

1. まず、特製のパンを熱した油に入れてきつね色になったら取り出します。

棺材板の作り方 揚げたパンをくりぬきます

2. 次に揚げたパンの中をくりぬきます。このパンは特製のパンなので油で揚げても油っぽくありません。これも棺材板のおいしさの秘密なんです。

棺材板の作り方 具材を入れて完成です

3. 最後にアツアツで濃厚な具をパンの中に入れます。これを食べるときはナイフとフォークを使うことをお忘れなく!

おすすめメニュー

棺材板 (60元)

棺材板

 さくさくしたパンに、濃厚な具。ひと口食べると称賛しないわけにいきません。何層にもわたるこの口あたりは格別ですよ!濃厚なホワイトソースには、イカ、鶏肉、にんじん、グリーンピースをのせて食べます。

ランチ (小90元/大150元)

ランチ

 このメニューも、西洋料理のハムサラダやステーキを取り入れています。口の中に揚げたエビとポークのジューシーなおいしさが広がります。大盛りを選べばさらにローストチキンがついてお得ですよ!


豆腐羹/豆腐スープ (60元)

豆腐羹/豆腐スープ

 

 普通の豆腐スープとは違ってこれはかなり濃厚です。まずお椀にたくさんの具を入れます。おいしいイカと柔らかい豆腐だけでも満足できますが、さらに独特のスープを加えます。塩味の中にもほんのり甘みがありひと口飲めば大満足。とろみもしっかりついているので温かさを逃しません。ご飯に濃厚な豆腐スープを取り合わせれば幸せいっぱいになりますよ!


オーナー 許宗哲さんからのメッセージ

オーナー 台南へようこそお越しくださいました。本場の台湾小吃をご賞味ください。

記者コメント

記者 70年続くこの老舗は台湾の変遷を経験してきました。昔は「盛り場」と呼ばれていたこの場所は、今は「康楽市場」と呼ばれ賑わっています。たとえ食べ物の味が時とともに変わったとしても、このお店は当時の職人の伝えてきた伝統の味と風味を守り続けています。

(荘小姐)