(グオジャーロウゾン)
 1951年から続く「郭家肉粽」は、昔ながらの味にこだわり、店内もレトロな雰囲気に溢れています。
 特に人気のちまきは、台湾南部特有の、醤油だれとピーナッツパウダーでいただきます。
 

カテゴリ 軽食
住所 高雄市鹽區北斗街19號
アクセス 台湾鉄道高雄駅からタクシー約10分
電話 07-551-2747
営業時間 07:00-23:00
定休日 不定期(月1回休み)
標準予算 一人50元程度
ウェブサイト http://www.kuo.mymailer.com.tw
英語メニュー喫煙席なし  [記号説明]
※枠付きの写真は、クリックで拡大画像が別ウインドウに表示されます。

郭家木桶伝統の粽子(ちまき)

 台湾は有名な小吃(軽食)天国。豪華な食事に比べるとちょっと品がないように見えますが、長きに渡って積み重ねられた小吃文化は台湾ならではのグルメと言えるでしょう。

  高雄に来て忘れてはならないおいしい小吃は「郭家肉粽」にあります。店の入り口には粽子(ちまき)のいっぱい入った特大の木桶があり、シンプルで飾り気のない、懐かしい伝統の味をよく表していています。

 「美味しさの秘訣は何ですか」とオーナーに尋ねると、「もちろん、お客さんが大好きなものを作ることですよ」と答えてくれました。郭家では食材を新鮮に保ったり、独特な味を出しているだけでなく、お客様の口にあわせることを大切にしていることに気付かされました。

  お店から出てくるお客を見ていると、みな満足そうな笑顔です。オーナーはこの笑顔こそが「郭家粽」の最高の宣伝になると信じているそうですよ。

(取材:帥小姐)

昔の風情を再現

 昔ながらの味にこだわる郭家肉粽は、1951年から肉粽を売っています。当時はまだ小さな屋台で、その様子が店内左手の映画の看板のような装飾に表れています。オーナーが特別に設計してもらったというこの壁は、郭家とお客の共通の思い出なのです。また、店内のいたるところに昔のおもちゃや街頭などで演じられた操り人形がたくさん置かれていて、レトロな雰囲気に溢れています。

 「私にはやりたいアイデアがたくさんあってそれを実現するチャンスを待っているんです」オーナーはそう話してくれました。初めは手押し屋台で高雄県境の道を歩きながら売っていたのが、今では独立したお店を持つまでになったのです。でも、まだまだ先を見つめているのですね。近年多くのメディアが次々と取り上げてくれるので「郭家」の評判が広がりましたが、それでも品質を維持するために、お店の規模は「中くらい」を維持しているんだそうです。それでは早速、ここでみんなが美味しいと唸る味を、試してみましょう。
お勧めメニュー紹介

肉粽(台湾の伝統的な肉ちまき) (30元)

 ちまきは台湾で長い歴史を持つ、祝祭日に食べる料理の一つです。郭家の肉粽は栗・卵黄・ジャガイモ・シイタケ・肉の脂身が入り、特性の醤油たれとピーナッツパウダーがまぶされています。
  ちまき自体は台湾南部の水煮方法(もち米を先に炒めるのではなく、直接ふかす)を用いますが、ふかしたもち米は普通の南部のちまきのようにねばねばしていません。私のような北部のちまきを食べ慣れた人でもきっと気に入りますよ。また、南部のちまきは醤油たれとピーナッツパウダーがかけられていて、北部の食べ方とはちょっと違います。(北部の人は甘辛いたれにつけて食べるのが好みです)
 郭家の醤油たれは一般に売られている油っこいたれとは全く違います。「私達のたれは、再来米(台湾のお米の一種で、玄米の一種。少し硬いのですが栄養価が高いお米です。)を砕いて、おかゆをつくる方法でゆでます。あんかけではないのです」とオーナーが説明してくれました。見た目は醤油たれの色によく似ていますが、味はしつこくなく、あっさりした肉の香りもきつすぎません。さらに米のたれがほんのり甘く、確かに南部ちまきにとてもよく合います。

土豆粽(ジャガイモのちまき) (25元)

 このお店の「菜粽」(野菜のちまき)は具が青菜というわけではありません。「菜粽」はお肉を食べない人でも食べられるちまきで、この土豆粽の中身はピーナッツと粘りのあるもち米に香りの良いジャガイモを合わせています。
  台湾のちまきの魅力をもっとよく理解したいと思っているのであれば、この土豆粽を一つ食べてみてください。肉粽と比べてみたら、人に自慢できるちまきの達人になれますよ。

 (25元)

 この碗(お米のプディングの様なもの)は「郭家」のもう一つの主役です。碗を作る再来米をひいて粉にしているので消化によく、忙しい現代人の胃腸のトラブルから休ませてくれます。
 ふわふわした碗は口に入れると甘辛くておいしい味わいがあり、お肉の香りと相まって本当においしい!
  おろしニンニクを付けて食べるのが台湾本場の食べ方ですよ!


四神湯 (25元)

 この四神湯(ホルモン入りのスープ)は、豚足を煮た原液スープに四神(漢方)材を煮詰めたものです。このほかにトウキで味を引き立てています。飲んでみると漢方薬のさわやかさが鼻に上り、濃厚ながら油っこくありません。
  四神湯は台湾の民間薬膳料理でスープには蓮の実・乾燥山芋・オニハスの実・ブクリョウが含まれていています。この4つの漢方は補い合って、新陳代謝をよくし、胃や腸に効き目があります。内臓の虚弱やアンバランス・消化不良・下痢しやすいなどの治療にも使われているんですよ。
猪脚湯 (50元)

 お碗いっぱいに入った猪脚湯(豚足入りのスープ)の中は全部お肉です。小食の人なら、このスープを飲むだけでお腹いっぱいになるはずです。
  オーナーは「豚足と鹿茸(ロクジョウ)は同じ効果があります。身体を健康に保ち美容にいいのです」と説明してくれました。
 豚肉は柔らかく、脂身は口ですぐに溶けてしまいます。猪脚湯と四神湯のスープベースはよく似ているので、4つの漢方の香りがします。この身体に良くおいしいスープをぜひどうぞ!

記者:帥小姐
 肉粽・碗・四神湯・猪脚湯などは台湾特有の郷土料理です。その美味しさは世界を魅了させます。一度味わったら一生忘れられないでしょう。「郭家肉粽」に来るとお腹いっぱいになれますし、台湾初期の装飾の美しさも楽しめますよ。
オーナー 郭明坤さんからのメッセージ
 「もっとよくできるはず」これは郭家からもらった信念です。もっとお客様に認められ、「郭家肉粽」に来ていただきたいと思います。私どもは食品を売っているだけではありません。味わいある台湾文化にあなたをご招待します。
クレジットカード不可 席数:150席 広域マップはこちら
最終更新:2007年10月26日 copyright(C)