(ダーヘイソンシャオリャンコウ)
日本でもお馴染みのしゃぶしゃぶは台湾でも大人気。このお店はスープに白甘蔗を使うという新発想がウケ、急成長しています。ヘルシーな料理とスタイリッシュなインテリアは、台湾しゃぶしゃぶの新境地を拓きました。
| カテゴリ |
火鍋 |
| 住所 |
台北市和平東路2段50號 |
| アクセス |
MRT科技大樓駅から徒歩約7分 |
| 電話 |
02-2737-3326 |
| 営業時間 |
11:00-24:00 |
| 定休日 |
旧暦の大晦日、1月1日 |
| 標準予算 |
一人500元程度 |
※枠付きの写真は、クリックで拡大画像が別ウインドウに表示されます。
発端-台湾しゃぶしゃぶの新境地
「台糖白甘蔗養生涮涮屋」のCEOである孔相涼さんが嘉義の大林鎮を訪れたときのこと。広い白甘蔗畑で地元の人が搾ってくれた白甘蔗ジュースを飲んで「この白甘蔗を料理に使わないのはもったいない!」と考え、福華ホテルで働いていた料理人の謝見明さんに相談しました。謝さんは小さい頃、年配の人たちが白甘蔗を豚の角煮に入れていたことを思い出し、白甘蔗を精製した汁をスープにしたしゃぶしゃぶを考案。その新スープの評判が評判を呼び、台湾中に出店するほどの、しゃぶしゃぶ業界の勝ち組企業として成長を続けています。
台湾の甘蔗には2種類あり、良く知られているのは紅甘蔗。道端やナイトマーケットの露店などでよく見かけるサトウキビジュースは、紅甘蔗をしぼったものです。紅甘蔗は糖度が高くスープには不向きなのですが、白甘蔗は皮が少し緑っぽく、紅甘蔗ほど甘くないので料理向きです。
漢方書によると、甘蔗には解熱や利尿作用、喉の渇きを癒すなどの効能があるとのこと。また、加熱すると「陽性」になって体を温める作用が働いたり、健康維持に効果的であると記載されています。養生しゃぶしゃぶの名はダテではないんですね。
白甘蔗はサトウキビ特有の香りがあり、純粋な甘みで口当たりが良いため、アクが強すぎて他の食材の邪魔をするようなことはありません。謝料理長によれば、白甘蔗の「甘み」は旨みの代わりになるそうです。また、台糖白甘蔗のスープには化学調味料が入っていませんのでヘルシー度も満点です。
※甘蔗:ガンジェ(サトウキビの一種)
(取材:林小姐)

セントラルキッチンで調理-スープの品質は保証付き
スープはセントラルキッチンで作られます。約700リットルの大鍋で20kgの白甘蔗を使い、とろ火でじっくり4日間煮込んでいます。完成した白甘蔗スープは濃縮されて各店に送られた後、決まった比率で希釈してオリジナルの配合を加えたら、食べる人の好みに合わせて味付けされて、ようやく完成するんですよ。
白甘蔗スープをオーダーしなくても、スープは全て白甘蔗をベースにしているので、白甘蔗の美味しさは必ず味わうことができます。謝料理長によると、スープのいちばん人気は看板メニューでもある白甘蔗、次はトマトスープだそうです。あなたにとっての1位は?実際に来て評価してくださいね!
オーダーの仕方
オーダーの仕方は、まずメインの鍋(スープ)を選びます。次に具材を選びますが、具材は煮込み用の野菜がセットになっているのでオーダーは簡単です。日本語のメニューもありますよ。ご飯、タレ、薬味、卵などはバイキングコーナーにありますのでお好みでどうぞ。
デザートバイキングコーナーにはケーキ、アイス、フルーツ、ジュースなどが揃っていて、食後のデザートで満足感もアップですね。
各支店の内装は、採光明るく爽やかな自然を感じさせる日本風情のお店と、カフェのような黄色っぽいライトに軽音楽が流れる和やかなロマンティック調の2つのパターンに大別されます。どちらのスタイルを採用するかは、店周辺の環境と立地で決まり、同じテーマの下、店ごとに少々のアレンジを加えています。この民権店付近はハイクラスなレストランが多いので、当初からデートや友人との会食の場として位置付けられているため、美しいライトで雰囲気の良いカフェスタイルの内装になっているんですよ。
「台糖白甘蔗養生涮涮屋」ではスープと具材を別々に注文します。まずはスープからご紹介しましょう。
- 白甘蔗湯頭/白甘蔗スープ(50元)
- 基本となる白甘蔗スープは台湾でしか味わえません。透き通ったスープに甘蔗をそのまま入れて、食材と共に煮てからかじっても美味しいですよ。一番人気の看板メニューです。
- 高纖番茄湯頭/高繊維トマトスープ(50元)
- 赤くてとろみのある濃厚なトマト味スープ。セントラルキッチンで作った濃縮トマトジュースから作られており、口に入れるとトマトの繊維が広がっていく感覚が楽しめます。
- 檸檬香茅湯頭/レモングラススープ(20 元)
- 緑色のスープは濃縮したレモングラス入り。低脂肪、低カロリーのハーブの中でも、レモングラスには食欲増進効果もありスープにはもってこいです。
- 味曾湯頭/味噌スープ(50元)
- 日本人にはお馴染みの味噌を、白甘蔗スープに入れたらどんな感じなのでしょう?こればかりは自分で飲んでみなければわかりませんが、どんな食材にもマッチするに違いありません。
- 紅麹湯頭/紅麹湯頭(50元)
- 1000年の歴史を持つ紅麹には新陳代謝を整える効果があり、古くから健やかな体作りのために珍重されてきました。ここの紅麹の味は濃厚です。
※赤ワインが入っているので、妊娠中の方はお控えください。
- 松阪豬肉鍋/松阪豚肉鍋(380元)
- 松阪豚肉鍋は、希少価値が高く、高級肉の一つとされる豚のあごと首の交わる部位の肉を使っています。鮮度を保つため、小山のように盛られた氷の上に丁寧に並べられた淡いピンク色の肉は、満遍なく入った白い脂肪分が食欲をそそります。柔らかさの中にも噛み応えがあり、肉の新鮮な美味しさを感じさせ、グルメ達を虜にしています。
- 嚴選極品鹿肉鍋/特選最高級鹿肉鍋(360元)
- ニュージーランドから輸入している鹿肉は、鮮やかな赤色で脂身が少なく繊細な味。生臭いものだと思っていましたが、鍋に入れて煮てみると臭みはなく、噛み応え抜群!鹿肉はカロリーが牛肉の3分の1しかなく、低脂肪、低カロリー、低コレステロールと3拍子揃っており、ダイエット中の方や高血圧の方にもお勧めです。鹿肉はあまり馴染みがなく、ちょっと怖いかもしれませんが、ニュージーランドでの養殖は有名です。栄養価が高いので、欧米では鹿肉市場は急成長中。新し物好きのあなたなら一度食べるとやみつきになってしまうかもしれません!
- 蕈類健康養生鍋/キノコ類健康養生鍋(450元)
- 肉類は苦手、という方はキノコ鍋で味と健康を同時に楽しんでください。いろんなキノコが入っています。日本でも台湾でもおなじみのヤナギマツタケ、アワビのような食感のエリンギ、疲労回復と免疫力強化に力を発揮するタモギダケ、肉厚でしっかりした食感のヒラタケなど。かつては「マッシュルーム王国」とも呼ばれた台湾ならではのキノコ鍋です!
- 鴕鳥珍珠肉養生鍋/ダチョウ真珠肉ヘルシー鍋(520元)
- 毎日、苗栗県の後龍から運ばれてくるダチョウ肉は新鮮で美味。謝料理長お勧めの一品です。ダチョウは鉄分と蛋白質が豊富で、カロリーが低く、赤身肉ですがウィルス感染が少ないのが特徴。鳥類にありがちな疾病がほとんど発生しないダチョウは、多くの国で注目され始めています。真珠肉とはダチョウの背につながった足の筋肉部分のこと。一塊の重さはおよそ300gで、食感は牛肉のようにしっかりしていて噛み応えがあります。

ミニ情報
- 鍋は一人1鍋なので、各人が好みのスープを選べます。
- 白甘蔗スープにシジミのスープを加えたものは50元プラスになります。
- 休日は予約できません。

記者:林小姐
しゃぶしゃぶは、さっぱりしていて体に負担をかけない上、いっぺんに色々な具が食べられるので、台湾女性の大好きなお料理です。特に近頃、スープに白甘蔗を使ったしゃぶしゃぶが大人気。白甘蔗は健康的な生活を追及する現代人にとって最高の素材ですし、スープの味は口当たり滑らかで甘みがあり、他のスープとは全然違いますよ。
厨房総支配人 謝見明さんからのメッセージ
台湾へいらっしゃったら、台糖白甘蔗しゃぶしゃぶ鍋へぜひご来店ください!
白甘蔗スープは、純粋な甘みがあり、飽きの来ない美味しさです。デザートバイキングコーナーもあり、ビジネスにもパーティーにもぴったりです。