無料ガイド付きの参観ツアーは約1時間。1階と3階をメインにルートが組まれていて、現在も総統や副総統の休憩室として使用されている2階の一部以外はほぼ全て参観可能です。
エントランスを入って右手にある1階応接室が参観ルートの始まり。進入不可の場所などもありますので、勝手にルートを離れたり調度品に坐ったりなどしないようにご注意を。
では、ほのかな硫黄の香りに包まれながら参観のスタートです。ここでは主要な箇所をピックアップしてご紹介していきます。
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◆1階応接室
真っ赤な絨毯に螺鈿の調度品がゴージャスな応接室。蒋介石をはじめ、歴代の総統と各国の要人達が歓談をした部屋で、応接セットの後ろには中国画の美しい屏風が立てられ、ソファーの傍には通訳用の小さな椅子も設置されています。元国民党主席の馬英九氏も、蒋介石元総統の英語通訳としてこの椅子に坐ったことがあるそうですよ。
応接室を抜けて文化堂へと続く廊下には、中山樓の歴史や建築美を示すパネルが展示されており、中山樓が台湾の歴史にとっていかに重要な舞台であったのかが実感できます。また、応接室と廊下の天井は明時代の装飾スタイルを採用していて、すっきりと美しい文様が印象的。そのシンプルな天井に映える中華風燈篭もぜひ鑑賞してみてくださいね。。
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◆1階文化堂:元国民大会の開催場
かつて国民大会の会場となった舞台、文化堂はそのスケールの大きさにきっとため息が出てしまうことでしょう。1,100の座席(建設当時は1,800席)がズラリと並ぶ広い空間に加え、3階建てに相当する高さの天井がさらなる壮大さを演出しています。真っ赤な絨毯に、清の時代のスタイルを取り入れた色彩鮮やかな天井の装飾がきらびやかさをプラス。写真ではスケールの大きさが分かりにくいかもしれませんが、天井の電灯のサイズが約2m四方と知ると、この文化堂の広さが実感できますよね。
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◆3階バンケットルーム
広いのは文化堂ばかりではありません。3階のバンケットルームも、気が遠くなるほどの壮大さ。こちらの天井の高さも3階建相当で、広々とした空間を贅沢に使っています。ズラリと並ぶテーブルは、人がいない状態でも充分に圧巻。
入り口右手には大きな舞台が設置されており、宴会の際には様々な演出がゲストを楽しませてくれることでしょう。。 |
◆3階円形ホール
中山樓の顔ともなっている3階の円形ホール。内部は清の時代の華麗な装飾スタイルで彩られており、まさに豪華絢爛。中山樓を訪れたVIPも必ず足を運ぶそうですが、現在は音楽会なども開催されるサロンとしても使われています。また、中央の応接セット以外にも、中華風燈篭や、皇帝の九龍の椅子を模した議長椅子なども保存されています。

装飾品はもちろんですが、ここではなんといってもバルコニーからの眺めが最高。まるで玉座に坐っているような気分になるのは、この場所こそが中山樓の風水の中心点だからです。門の向こうには「風水樹(風水の要となる大事な樹)」も見えますよ。 |