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TABITABI Select奇福扁食(信義店)
カテゴリ | 軽食・粥 |
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住所 | 台北市信義路二段243巷2號 |
アクセス | MRT東門駅から徒歩5分 |
電話 | 02-2322-2337 |
定休日 | 旧暦大晦日~1/5 |
営業時間 | 10:30-15:00 / 16:30-20:00 |
WEB | http://chyi-fwu.com/index.html |
カード |
90年の歴史の味、ワンタン
奇福扁食は1990年に、永康街で開業しました。しかし、林オーナーの先代が台中で開業したのは90年以上も前で、台中では老舗の名店なのです。
当初林オーナーは家業を継がず公務員の道を選んだため、一時閉店を余儀なくされました。しかしその後、林オーナーが老舗の看板を背負うという責任感に目覚め、今日の奇福扁食が設立されたのです。近年は企業化されて、2軒の支店をオープンさせ、作りたてのワンタンを全国に配達するサービスも行っているため、家に居ながらにして作りたてのおいしいワンタンが食べられます。
奇福扁食の広々とした清潔な内装は、開店から現在までずっと変わりません。レトロなスタイルは流行に左右されず、懐かしさを感じさせます。オープンキッチンの店内に入ると、全スタッフが挨拶をしてくれ、また、暇そうにしていれば、声をかけてくれたりするので、まるで家に帰ってきたかのようにリラックスして食事が楽しめます。
調理の様子
小麦粉で作った皮に味付けをした肉餡を優しく塗ります。
皮を真ん中で折り返します。熟練の技でぎゅっと握れば、きれいなワンタンの出来上がりです。
ワンタン1つを包むのに平均10秒もかかりません。毎日1000個以上販売しています。
おすすめメニュー
肉燥乾麺/汁なし肉そぼろ麺 (45元)
見た目は地味ですが、ワンタンの次に人気のテイクアウトメニューです。肉そぼろと麺だけのシンプルな組合せは、互いのおいしさを引き立て合っていて、食べ始めるともう、止まりません。
普通のお店のものより倍も高い頬肉を使った肉そぼろは、とろ火でじっくり煮込まれていて、肉本来の良い香りが漂います。お店特製のラー油や黒酢を添えてもおいしく頂けますよ。
鮮肉扁食湯/肉ワンタンスープ (60元)
鶏ガラと豚骨を煮込んで作ったスープは、濃厚なのにあっさり。透き通った金色のスープは、口に入れると自然の甘みが感じられ、まろやかな口当たりです。つるっとしたワンタンがスープをたっぷり吸って、噛めば豚ひき肉の餡が口いっぱいに広がります。臭みは全くなく、ワンタンの皮に包まれた脂肪分には甘みがあって最高の味です。
鮮蝦扁食麺/エビワンタン麺 (75元)
お店で一番人気のエビワンタンに麺を合わせたメニューです。麺は滑らか、エビワンタンは香ばしく歯応えがあり、水揚げ後すぐに冷凍された産地直輸入のブラックタイガーを使っているからこその弾力や旨みが保たれています。一匹まるごと使われたブラックタイガーのおいしさが閉じ込められ、噛み応え抜群!ほんの少しだけ加えられた肉餡により旨みが更に増し、きっとやみつきになりますよ。
紅油金魚扁食/ラー油金魚ワンタン (65元)
辛さで有名なラー油ワンタンは四川料理の傑作ですが、台湾人向けにアレンジしているので、味は比較的まろやかです。ラー油は花椒、赤唐辛子、葱、生姜に特製の漢方食材を加えたものを油に入れて4時間弱火にかけ、熱くなったところに更に花椒を加えて混ぜ合わせます。ふんわりジューシーな金魚ワンタンの中身はシーフード。魚のすり身にエビ、澎湖名物カレイの干物の香りが加わり、特製ピリ辛ラー油の香ばしさが相まって、口の中でほどける感覚は食欲をそそります。考案した小さなワンタンは皮の余った部分が金魚のしっぽのようで、スープの中で金魚が泳ぐように揺れることから、金魚ワンタンと名付けたのだそうです。
お店からのメッセージ
記者コメント
最終更新:2013年12月16日