(イェンイーツァンティン)
 「銀翼餐廳」は、真新しい看板やネオンなどのない古いお店ですが、確かな食材で、本場の味が楽しめるということで、多くの美食家に愛されている老舗レストランです。
 店名の「銀翼」は、大空を自在に飛び回るという意味で、以前空軍の福利施設であったことから由来しているのだとか。

カテゴリ 江浙(上海)料理 | 飲茶・点心
住所 台北市金山南路2段18號2樓
アクセス MRT中正紀念堂駅から徒歩約15分
電話 02-2341-7799
営業時間 9:00-14:00 / 17:00-21:00
定休日 年中無休
標準予算 一人300元程度
ウェブサイト
カードOK喫煙席あり [記号説明]


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元空軍のレストラン

 金山南路に位置する「銀翼餐廳」は、真新しい看板やネオンなどのない古いお店ですが、老舗の技と伝えられてきた味は、多くのファンを引き付けています。もともと「銀翼餐廳」は、空軍のためのレストランで、後に民営化されました。大空を自在に飛び回るという意味の「銀翼」を採用した店名は、そこに由来しているのだそう。
 今まで、何度か移転することがありましたが、それでも変わらずお客さんに愛されています。お客さんの様子を見ていると、その人気の高さが分かります。

(取材:羅先生・游先生)

古典的な風情のお店

 1階には、お客さんが座って待つことができるよう椅子が用意されています。中に進むと広いホールになっていて、観賞用の池などがあり、全体的に上品で古典的な風情が感じられる内装になっています、赤い手すりの階段を上がると、そこにレストランがあります。

 天井には、個性的な八仙の絵があり、独特な雰囲気をかもし出しています。レストランは、華やかで、大きな円卓が並べられ、台湾でよく見られる伝統的な装飾が感じられます。また、衛生面にも非常に気を使っていて、店内もキッチンもとても清潔です。

 支配人の張さんはかつて、中国大陸から伝えられた調理技術にたいへん驚かされたのだそう。小さいと思っていた料理の世界は、実は奥が深く、大きな学問が存在する、そんなこと思いもよらなかったとお話してくれました。それから、張さんは料理の勉強を始め、このレストランと共に成長してきたのだそうです。
おすすめメニュー

(小) 260元
フェンジー
 この料理は作り方にとても手間がかかっていてます。まず、極上の鶏肉をきれいに洗い、乾かします。それを、塩と山椒でさらに水分が無くなるまで炒めます。次に、熱いうちに調味料をまぶし、密封してから数日冷蔵庫で冷やします。このとき、1日に2回ほど鶏肉をひっくり返します。その後、鶏肉を取り出し余分な調味料を洗い流し、蒸します。熱が冷めてから再び冷蔵庫で1日寝かせ、骨を取り除き、肉を細かく引き裂いて完成です。
 食べてみると、塩辛さは感じられず、お肉の香りが口に広がります。お酒のおつまみにもピッタリですよ。調理に油を使用していないので、脂っこい料理が苦手な方やダイエットをしている方には特にオススメですよ。

肉絲炒干絲(小) 250元
ロゥスーシャオガンスー
 この料理は、「銀翼餐廳」でも有名な看板メニュー。「干絲」とは、干し豆腐の千切りのことです。まず豚肉を細切りにし、味付けをしながら炒め、次に、その千切り豆腐と調味料を鍋に加え、素早く炒めます。干し豆腐を後から加えるため、硬くなく、よい歯ごたえとなります。この歯ごたえが人気の秘密なのでしょう。

肴肉 50元
ヤオロゥ
 この「肴」とは、豚足のことです。揚州の豚足は皮が白くて肉は赤く、煮凝りは透明なため、「水晶の肉料理」という美しい名前を持っています。
 調理方法は、上質の豚足をきれいに洗い、硝酸カリウム水で拭きます。それから、調味料を塗り、3日間漬け込みます。その後、豚足を洗い、葱を入れたお酒で約1時間煮込みます。肉が柔らかくなったら、布で包み、形を整え、冷えたら切り分け完成です。
 食べてみると、脂っこくなく弾力があり、少し酸味があります。一緒に、お酢としょうがの千切りを付けて食べると、香りがよくとてもおいしいですよ。

葱開麺(小) 145元
コンカイウェイミェン
 この麺には、葱とエビがたっぷり入っていて、ついつい箸が進むおいしさです。「銀翼餐廳」では、麺を全てスープに浸し、とろ火にかけて仕上げています。麺は熱々でスープがよく絡まり、無添加のスープはエビの旨味たっぷりで、さっぱりとしています。この麺で特別なのは、煮込んであるためとても柔らかいのですが、崩れることはなく粘りもないところです。一口食べると、弾力のある麺の口当たりと、葱の香ばしい香り、エビの美味しさが楽しめます。

蟹黄小包 230元/10個
シェファンシャオバオ
 これは、たっぷりの新鮮な蟹みそとひき肉で作った餡の小包です。食べてみると、肉汁が甘くおいしく、食感もとても良いです。また、海鮮をあまり好きでない方でも、クセがないので食べやすくなっていますよ。
 「蟹黄小包」の下には、小さい松の枝を敷きつめています。これは、松の枝の香り付けと、小包の皮が蒸し器に引っ付かないようにするためで、台湾では「銀翼餐廳」だけで見られる手法です。これも、大陸揚州から使えられた方法のひとつだそうです。

菜餃 160元/10個
ツァイジャオ
 この料理には、全くお肉が使われていません。皮は非常に薄く、波のような形で餡を包んでいます。口当たりはとても柔らかく、中の餡と皮の絶妙なコンビネーションがさらに美味しく感じさせます。蒸し器には、松の枝が敷きつめられ、ほのかに松の香りがし、味ともよく絡み合っています。
 野菜の下ごしらえがとても丁寧にされているので、口当たりがとても滑らかで、普段食べる野菜の食感とは全く違うものです。これは是非一度、食べてみてください!

蝦肉燒賣 170元/10個
シャーロウシャオマイ
 薄い皮にたっぷり詰まった餡、上にはエビがのせられたシュウマイ。口に入れると、肉汁が溢れ出し、中身の旨味が口いっぱいに広がり、とてもおいしいですよ。エビ自体にも弾力があり、非常に甘みがあります。たくさん食べても、飽きることなく次々と手が伸びてしまいます。これは、どうぞ熱々のうちに召し上がってくださいね!

雜式小籠 170元/10個
ザーシーシャオロン
 これは、蟹黄小包が3つ、小豆餡の饅頭が3つ、もち米シュウマイが2個、菜餃が2つ入ったセットです。一度にたくさんの味を楽しむことができますよ。人数が少ないときや、どの料理を食べようか迷ったときにもオススメですよ。

三鮮炒麺(小) 150元
サンシェンチャオメン
 中には、椎茸、肉、えんどう豆、エビ、イカなどたっぷり入っていて、色々な味を楽しむことができます。麺は、広東料理にもよく使用されている麺ですが、調理方法は異なります。広東料理では、麺を揚げるところを、「銀翼餐廳」では、強火で素早く炒めています。炒めた麺は、歯ざわりがよく、油が少ないのでとてもヘルシーですよ。

紅燒獅子頭(小) 320元
ホンシャオシーズトウ
 ここに使用されているひき肉は、シェフが包丁で丁寧にミンチにしたもので、機械を全く使っていません。そのため、シェフの目で厳しいチェックを受けています。このひき肉で肉団子を作り、まず油でさっと揚げます。これは、肉の旨味を閉じ込め、煮崩れしないようするためです。スープは、だし汁とキャベツの甘みがよく出ていて、肉団子ともよく合います。肉団子は、とても柔らかくて、揚げているので食感も楽しめます。

桂花蓮藕 480元
グイホアレンオウ
 蓮根は、特に新鮮で柔らかく、大きめのものが使用されています。蓮根の穴には、もち米が詰められています。これを、桂花醤、蓮の実、氷砂糖で煮、冷ましてから切り分け、片栗粉と氷砂糖を混ぜとろみを付けただし汁をかけて出来上がりです。
 もち米がとても柔らかく、氷砂糖の甘くておいしい香りは、揚州本場の味です。食後のデザートとしてもおいしく頂けますよ。
 このお店の料理は、どれも本場の味が楽しめます。お店は古いのですが、衛生管理は行き届き、スタッフの方も親切で、いつもお客さんでにぎわっています。内装も、60年代の披露宴会場のような華やかな装飾が施され、雰囲気も楽しいものになっています。少しご年配のお客さんでも入りやすいお店だと思いますよ。
記者:羅先生
総経理 張瑞雲さんからのメッセージ
 「銀翼餐廳」は、確かな材料を使用し、クセのない味が楽しめる老舗レストランです。お店には、豪華な飾りつけなどはありませんが、本場の揚州料理をご用意して、皆さまのご来店をお待ちしております。
クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEX) 座席数 500 広域マップはこちら



最終更新:2006年11月28日 copyright(C)