竹という素材へのこだわり
「大禾竹藝工坊」の劉店長は、20年以上前から竹工芸に携わってきました。店名の由来を聞くと、字画が少なく、響きの良いものにしたかったのだとか。竹が「禾本科(イネ科)」に属することから、「大禾」というのを採用したのだそうです。商標になっている竹のイラストは、店長の妹さんが考えたものだそうで、製品にこのイラストがあることによってオリジナリティが生まれています。
竹は、樹木と比べると成長が早く、中が空洞で節があり繊維が一定方向と材質も特殊です。昔は、材木の頑丈さに劣るものとして扱われていました。しかし店長は、竹の材質の特性を巧みに引き出し、人々を驚かせる製品を作り出し、竹に新しいイメージを吹きかけたのです。店長は、竹という素材にこだわり、その魅力を最大限に発揮させています。
遠企購物中心の5階にある「大禾竹藝工坊」は、明るく清潔で、ナチュラルな色調によって伝統的な雰囲気に包まれています。並べられているたくさんの製品はどれも、店長の心のこもった力作ばかり。スタッフはチャイナ服に身を包み、丁寧に出迎えてくれます。
「大禾竹藝工坊」は、外国人のお客さんも多く訪れているそうです。そのうちの30〜40%は日本人の方だそうですよ。
|
 |
独特の風格
現在「大禾竹藝工坊」にある様々な製品は全て、店長が考案したものです。製品のデザインが出来上がると、工場での生産に入り、合格基準を満たすまで何度もテストをします。それをクリアして初めて出荷となります。この生産過程は、半年はかかるそうで、デザインにかける時間を考えると、さらに長い時間を費やしていることになります。また、製品は全て、量産せず、一つ一つ手作業によって仕上げられているので、精密で貴重なものばかりです。店長は、この「大禾竹藝工坊」のスタイルと精神が、新しい世代に受け継がれることを願っており、現在、人材養成にも力を入れているのだそう。
「大禾竹藝工坊」の製品は、からくり箱や茶道具、文具、家具、お経入れなどがあります。これら中国の用具と竹が組み合わさって生まれる、独特の風格こそが最大のポイントです。実際に見てみると、その奥深さが感じられますよ。
|
 |
商品の紹介
 |
からくり箱11号 |

7,800元 |
からくり箱は、「大禾竹藝工坊」の代表商品ともいえます。このからくり箱、見ただけではただの美しい箱にしか見えません。釘ひとつ使用しておらず、外見からでは「からくり」があるようにさえも見えないのです。まず手にとって、箱をひっくり返したり、いろいろな角度から押してみたりと試すのですが、どうやっても開きません。すると店長は、いとも簡単に開けて見せてくれました。
まず、箱をまっすぐに持ち、蓋のある部分を押すと留め具が外れます。そして、箱をそっと置くと開くようになります。さらに、この箱を再び閉めるのですが、私は、何度店長に説明してもらっても、その方法が分かりませんでした…。からくりは実に巧妙にできていますが、こうしたからくり箱を考え作り出す店長の頭脳がまたすごいものだと感じます。
 |
茶道具セット |

特選携帯茶道具セット
/18,800元(限定999セット) |
茶道具セットも人気の高い製品のひとつで、特に外国人のお客さんに好評だそうです。「特選携帯茶道具セット」や「禾風茶道具セット」の箱の中には、急須、茶海、茶葉缶、聞香杯と茶杯各6つ、小茶則、茶こし網、茶巾、クロスマット、茶池(トレイ)、それに美しい茶器袋が揃っています。さらに、携帯茶道具セットは、手提げが付いていて、もちろん持ち運びにとても便利ですし、使用しないときはたたんで収納しておくこともできます。

禾風茶道具セット4人用
/9,800元
禾風茶道具セット6人用
/18,800元
|
箱の中にある仕切りも自由にレイアウトでき、みなさんの使いやすいよう位置を変えることができます。
「禾風茶道具セット」には、取っ手がありませんが、側面に蓋をきちんと閉める留め具が付いています。その留め具にも金属は使用せず、全て竹を用いて巧妙に細工しています。その精巧さは、留めたときに隙間が全く見られないほどのものです。さらに蓋は、前後が決まっておらず、どちらでもきれいに閉まるようにできています。これは、全ての角度や長さが等しくなければできないことで、職人の高い技術がうかがえます。
 |
竹箸、竹椀 |

大禾竹箸セット/2,100元 |
竹箸と竹椀は、持ち帰りやすいということもあり、お土産に人気の高い製品です。
竹箸は、上の部分にわざと竹の節目をもってきており、そうすることにより見た目にも質感を与えています。

竹椀と箸セット/1,500元 |
また、物を挟みやすくするため、先端まで四角くし、一対の箸を固定している小さな留め具は、外したあと箸置きとして利用できるというデザインです。何と、このような造りでこの竹箸は、特許権を取っている製品なのです。
竹椀は、何重にも層になっているのが分かります。これは、竹が空洞になっていることを活かし、まさに竹を何層も重ねて圧縮し、磨いて制作しているのだそうです。
竹箸や竹椀は、このように竹の節や空洞など、特性を活かして作り上げた素晴らしい製品で、竹工芸に新しい可能性を広げています。
 |
香炉「祥雲」 |

4,800元 |
この香炉は特殊な造りになっていて、お香が箱に直接触れることなく、宙で燃えるようになっているのだそうです。下には、銅が使用されており、手入れしやすく、万が一お香が燃えている途中、落下しても竹が燃えるようなことはありません。
 |
プッシュ式名刺ケース |

1,200元 |
この小さな名刺ケースにもからくりがあります。見たところ、留め具やボタンはありません。側面の部分を軽く押してみると、カラッという軽い音とともに開きます。実は、磁石を利用していて、側面を移動させると磁石の極が反転し、磁石が反発する力を使って、自動的に開く、という仕組みだそうです。閉じるときはその逆で、ピッタリと閉まります。仕上がりも大変美しく、実用的なものなので、お土産にオススメの製品です。
|
 |
ミニ情報
- 要望があれば、商品に文字を刻むことができます。料金は、商品1つにつき50〜100元。
- 大型の商品に関しては、海外運送サービスも行っています。
|
 |
責任者 劉文煌さんからのメッセージ
「大禾竹藝工坊」のモットーは、新しい物作りと丁寧な仕事です。どの製品も、私が長年かけて創意工夫してきた努力の結晶であり、芸術品です。台湾にいらしたときは、ぜひ「大禾竹藝工坊」へお立ち寄りください。きっと満足していただけると思います。 |
|
クレジットカード可(VISA、MASTER、JCB) 支店数
7 広域マップ |