空中の展望の世界に立って 展望台に踏み込んで、目に入るのは大きな空間。内装はシンプルで、グレーを基調としています。そのシンプルさが、目の前に広がる景色を際立たせているようです。 窓際から下の方を見てみると、台北市の街並みがはっきり見えます。車はまるでアリのよう。空に浮かんで、台北の街を見ているような気分になります。台北では、雨や霧の多い季節がありますが、この時期ではまた違った景色を楽しむことができます。雨と霧は魔術師のようで、景色を水墨画のような雰囲気にしてしまうのだそうです。雲霧が低い日は、苦労して山に登らなくても、この展望台から雲海が見られるそうです。 雲のない快晴の日だと基隆岬まで見えることもあるそうです。信義路に面する方へ移動すると、一面の緑が目に入り、美しい仙跡岩と台北県の主要な橋の秀朗橋が、小さく感じる景色が広がります。賑やかな市府路の方へ移動すると、台北市政府などが見られます。 北側も、美しい景色が広がっています。とてもロマンチックな美麗華大観覧車が見えて、この展望台と上空で美しさを競っているかのようです。また、松山空港に着陸する航空機が、ほとんど目の前に見え、その迫力にも驚きです。 全部で7ヶ所、望遠鏡が設置され、景色をよりはっきりと見ることができます。望遠鏡は口径25-120mmで、俯角75度、左右330度動きます。1回50秒、使用料金20元となっています。 また、サービスも充実しています。中国語・台湾語・広東語の他に、英語・日本語・ドイツ語・韓国語 の7種類もの言語で、音声ガイドが用意されています。音声ガイドは、10分間の簡潔版と40分間の完全版をお好みにより自由設定でき、どちらも入場料込みになっています。また、この展望台の階に限り、ベビーカーのレンタルもあります。小さいお子様を連れた方には、うれしいサービスですね。他に、多くの観光客に人気があるのは、記念スタンプ。ぜひ、思い出にどうぞ!ノンアルコール飲料とケーキを提供しているスペースもあります。 記念品の売店もあり、そこでは各種様々なものを販売しています。その中で人気のある商品は、紙または水晶などで作られた台北101ビルの模型、記念マグカップなど。ぜひ、お土産や記念品を探してみてください。 展望台の入場券にもこだわりを見せています。質の良い紙を使用し、6種類のデザインを用意しています。さらに、半年に1度そのデザインを変更する計画があるそうです。入場券も楽しみの一つになりますね。 そして、特別な設備として、世界で唯一の外部露出式で最大、メディアも注目するダンパーがあります。ダンパーの機能は、ビルの振動を吸収し、そのエネルギーを下のスプリングシステムに発散して、台風や地震などによる揺れを解消することです。そして、このビルのダンパーは、重量800トンもあり、形は球状。ビル全体の設計に溶け込み、美しくライトアップもされています。こちらもぜひ、ご覧になってみてください。