| カテゴリ | 北京料理 |
|---|---|
| 住所 | 台北市南京東路三段133號B2 |
| アクセス | MRT南京東路から徒歩約10分、六福皇宮地下2階 |
| 電話 | 02-3518-3086 |
| 営業時間 | 12:00-14:30 18:00-21:30 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 標準予算 | 一人700元程度 |
| ウェブサイト | http://www.westin.com.tw/res_yi.php |
黒塗りの大きな扉を開けると、目の前には、金箔が施された天井の輝きがまぶしい、豪華で気品に溢れた空間が・・・。王都の宮殿を彷彿とさせるこの場所こそ、六福皇宮地下2階にある、北京料理の有名店「頤園」です。
黒いチャイナドレスを身にまとったウェイトレスに案内され、薄黄色の上品な絨毯の上を歩いていると、本当に北京の宮殿に迷い込んでしまったのかのような錯覚を覚えます。
「太師椅」「貴妃椅」と呼ばれるアンティーク調の椅子など、格調高いインテリアに包まれた、頤園の広い店内は、テーブル席の他に、大広間が2部屋あります。20人以上収容可能な広さですので、宴会や集会、団体旅行での利用に最適ですよ。また4人用の客室も2部屋ありますので、プライベートな場所でゆったりと食事を楽しみたい時や、商談などの場合も安心です。
「頤園」では、代表的料理の「北京ダック」はもちろんのこと、伝統的な北京小吃まで味わうことができます。宮殿のような優雅な雰囲気に包まれて、心とお腹を幸せで満たしてくれる、美食の限りをご堪能ください!
(取材:蔡小姐)
上海、四川、広東、北京。世界でも名高い食文化を誇る中国料理には、各地方の風土と文化、そして味わいが生きています。その中でも、5つの王朝の首都として栄えた北京の料理は、皇族たちが食した最高級の料理として、古くから、各国の美食家たちの憧れの的でした。
首都として発展するとともに、多くの民族が集まった北京には、同時に、様々な食文化ももたらされました。各種の文化が融合し、誕生した北京料理は、「清(あっさり)、鮮(新鮮)、脆(パリッとした歯ごたえ)、嫩(柔らか)」という特色を持っています。
内陸部にある北京では、沿海地域に比べると、手に入る魚介類が限られていました。「頤園」の厨房副主任である李シェフによれば、魚介類に限らず、北京料理の材料は、ごく普通の食材ばかり。これらの限られた食材で、いかに特色ある美味しい料理を作り出すかは、シェフの腕にかかっているといいます。
油爆(油でさっと揚げる)、湯爆(湯でさっとゆがく)、醤爆(タレでさっとゆがく)、鍋塌(小麦粉をまぶして炒める)、糟溜(タレで煮込む)、拔絲(飴がけ)などの、北京料理によく用いられる調理法は、シェフたちの、料理にかける熱い情熱と、創意工夫の賜物と言えるでしょう。
北京ダックには、骨とその近くの肉をタレに絡めて炒めたり、骨からダシを取ってスープにしたりと、様々な味わい方がありますが、一番有名な食し方は、薄い皮に、ダックの肉、野菜、特製タレを包んでいただく方法ですよね。
「頤園」で使用されている、お皿の文字が透けて見えるほど薄い皮は、シェフが自ら中力粉を練って作ったもの。厚い皮だと、せっかくのダックの風味が消えてしまうことがありますが、この皮なら、そんな心配はありません。さらに、一緒に包み込むタレも、北京ダックの味わいを引き立てる重要なポイントです!漢方薬やみりんなど、28種類もの材料を使用し、5時間かけて作られる「頤園」の特製タレは、北京料理通たちをも唸らせる美味しさなんですよ。
ツヤツヤと、脂ののったダックが運ばれてくると、シェフが自らナイフを振るって、ダックをさばいてくれます。肉、皮つき肉、皮の3種類に、てきぱきと、それでいて優雅に切り分けていくナイフさばきには、思わず見とれてしまいます。
取り分けられたお肉は、さらに手際よく、特製タレ、野菜とともに包み込まれます。できあがりを待っている間にも、北京ダックのなんとも言えない香ばしさが漂い、思わずよだれが・・・。カリカリッと焼けた皮、溢れ出る脂がとってもジューシーなお肉、そして野菜と特製タレが合わさって生まれる最高級の味わいは、あなたを至福の一時に導いてくれること間違いなしですよ!
記者:蔡小姐