(レンジェンチュエンウー)
 遠企ショッピングエリアの竹林にひっそりとたたずむ「人間泉五」。派手な飾り気など全くない店ですが、アカデミックかつシックな雰囲気が漂う、隠れ家的お店なのです。
 そんな雰囲気の中、大切な人とゆっくり極上の料理とお酒を味わってみませんか?

カテゴリ パブ・ビアホール | その他グルメ
住所 台北市安和路二段191號B1
アクセス MRT六張犂駅から徒歩約5分
電話 02-2735-2288
営業時間 11:45-02:00
定休日 年中無休
標準予算 約700元
ウェブサイト http://www.shintori.com.tw
英語メニューMRT 5分カードOK喫煙席あり [記号説明]


※枠付きの写真は、クリックで拡大画像が別ウインドウに表示されます。
雑踏の中に隠れ家を発見

 ビジネス旅行のビジターが行きかう遠企ショッピングエリア。ここにはありとあらゆる種類のレストランやバーが立ち並び、道行く人々の注意を引こうと必死になっています。

 そんな界隈に人目を引く看板もなく、緑の竹林の中にひっそりとたたずむ「人間泉五」。派手な飾り気など全くない店ですが、アカデミックかつシックな雰囲気が漂う、隠れ家的お店なのです。

(取材:王小姐)

こだわりのデザイン

 灰色の階段を下ると入り口に着きます。入ろうとして扉に手をかけますが開かない!今日はお休み?いえいえご安心を。入り口の扉を通り抜けるには、ちょっとした工夫がいるんですよ。扉に向かって右側に石作りの灯篭があり、その真ん中にある隙間に手を入れないと、この大きな扉は開かないようになっているのです。正に隠れ家って感じですよね。

 

 柔らかなライトに照らされて階段を一歩一歩下りて行くと、ライトイエローの滝に流されてゆくかのような錯覚を覚えます。シンプルかつ優雅な壁の設計には、デザイナーの細かな心配りを感じることができます。ライトと空間で、こんな芸術的世界を演出できるのかと感心しちゃいます。

 グレーと白をテーマにしたポストモダンの風格を備えたインテリアには、実は数多くのデザインポイントが隠されているのです。日本のデザイナーによるアート概念を生かすことにより、200坪の広々とした空間には、各種のデザインテクニックが駆使され、視覚と味覚が同時に満たされるような所になっています。

 ここで用いられているのは、異なる高さの違いを強調するデザインコンセプト。これによりエリアごとに違った趣が演出されています。入り口の所にある泉によって、左にあるレストランと右側のパブが分けられ、全く異種の空間が作り出されているという訳です。

 レストランはエレガントな濃い色を使い、天井のむき出しの銀色のパイプやコード、銅質の壁面のバラの装飾、これらが大胆な組み合わされ、ショッキングな美しさが演出されています。光に照らされて長く伸びるラウンジに入ると、そこには音楽が流れ、ゆったりとしたソファーが置かれています。トレンディーでラグジェリアス、そして個性的なデザイン、様々な文化や芸術界の人々の集まる場所となったというのも納得です。


 

 おすすめメニュー(レストラン)

角瓜蒸鮮貝 / かぼちゃと貝の蒸し物(300元)
 

 カボチャと新鮮な貝を細かく刻み、澎湖産のヘチマの中に具を入れて蒸し煮にし、アヒルの卵黄とニンジンで作られたオリジナルソースをかけたもの。この柔らかで色彩豊かな料理を一口いただくと、アヒルの卵の塩味と、カボチャや貝の爽やかな甘さ、ヘチマのフレッシュな口当たりが見事に調和しているのが解ります。山の幸と海の幸が口の中でまろやかに溶け合うこの料理、あっさりしてるのでヘルシーでいいですよ!


浪漫起士 / ロマンチーズ(280元) ※現在メニューにありません。
   初めてメニューを見た時、何でチーズがロマンティックなんだろう?と思いましたが、運ばれてきて納得です。ハート型のきつね色に焼けたチーズと、その上に添えられた真っ赤なバラの花びら、本当にロマンティック!食べてしまうのが惜しいような、この料理を一口いただくと、ぱりっとした外皮の中からオランダ製のスモークチーズと、香ばしいドライシュリンプが出てきました。この可愛らしい料理は、お酒に良く合いますよ。

花椒魚片 / 魚の山椒仕立て(340元)
 

 新鮮な魚の上にあしらわれた“花椒”(アメリカサンショウ)のピリリとした刺激が、魚の風味を引き立てます。これはさっぱりしたものがお好きな方に、オススメしたい一品ですね。魚独特の臭みを感じさせないシェフの巧みな技、ふんわり柔らかい口当たり、“花椒”の青くみずみずしい味わい、これら全てが重なり、すばらしい味を生み出していますよ。

 おすすめカクテル(パブ)

試管酒 / 試験管カクテル(750元/25本)
   大きな透明の器に氷を詰め込み、試験管を刺したインパクト抜群のこのカクテル、ベースがウォッカなので、小さな試験管だと思ってバカしてガブガブ飲むと、酔いつぶれてしまうかもしれませんよ。滑らかな舌触りなので気をつけないと、知らず知らずのうちに飲みすぎてしまうなんてことも・・・。皆さんもご注意を・・・。

晨露 / 朝露(230元)
   濃度の違いにより色が二層に分かれ、見た目がとても美しいこのお酒は、日本酒がベースです。口当たりは柔らかで、アルコール分も高くなく、女性向きのドリンクです。実際にも女の子たちの間で大人気。まるでソフトドリンクのようにするすると入っていっちゃいますよ。

煙霧彈 / 煙幕弾(380元)
   えええ!?ウェイターさんからこれを受け取った時、思わずあなたもきっと私と同じように、これってなんだ?と首を傾げるんじゃないかな。これはブランデーをベースにしたカクテルで、それをシャーベット状に凍らせたものなんですよ。このカクテルは丸いフラスコに入れられて、それがまたおわん型のグラスに入っています。グラスとフラスコの間からは冷気が常に出ていて、まるで煙幕弾の様なのでこの名前が付いたのだとか。このカクテルをいただきながら、シェフの遊び心を楽しんでくださいね。
 とにかくここの雰囲気は最高ですね。デートするのにうってつけの場所です。以前、食事を終えた後、彼がパブに連れて行ってくれたことがあったのだけど、そのささやかで静かなひとときは、本当にステキな時間でした。あなたもここで大切な人と、静かな一時を過ごしてみませんか?

記者:王小姐
料理部副主任 陳天文さんからのメッセージ
 芸術的とも言える空間設計と最高の料理は、あなたの五感をきっと満足させることでしょう。是非ここにいらして、それを体験してみてください。
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最終更新:2008年11月13日 copyright(C)