| こだわりのデザイン
灰色の階段を下ると入り口に着きます。入ろうとして扉に手をかけますが開かない!今日はお休み?いえいえご安心を。入り口の扉を通り抜けるには、ちょっとした工夫がいるんですよ。扉に向かって右側に石作りの灯篭があり、その真ん中にある隙間に手を入れないと、この大きな扉は開かないようになっているのです。正に隠れ家って感じですよね。
柔らかなライトに照らされて階段を一歩一歩下りて行くと、ライトイエローの滝に流されてゆくかのような錯覚を覚えます。シンプルかつ優雅な壁の設計には、デザイナーの細かな心配りを感じることができます。ライトと空間で、こんな芸術的世界を演出できるのかと感心しちゃいます。
グレーと白をテーマにしたポストモダンの風格を備えたインテリアには、実は数多くのデザインポイントが隠されているのです。日本のデザイナーによるアート概念を生かすことにより、200坪の広々とした空間には、各種のデザインテクニックが駆使され、視覚と味覚が同時に満たされるような所になっています。
ここで用いられているのは、異なる高さの違いを強調するデザインコンセプト。これによりエリアごとに違った趣が演出されています。入り口の所にある泉によって、左にあるレストランと右側のパブが分けられ、全く異種の空間が作り出されているという訳です。
レストランはエレガントな濃い色を使い、天井のむき出しの銀色のパイプやコード、銅質の壁面のバラの装飾、これらが大胆な組み合わされ、ショッキングな美しさが演出されています。光に照らされて長く伸びるラウンジに入ると、そこには音楽が流れ、ゆったりとしたソファーが置かれています。トレンディーでラグジェリアス、そして個性的なデザイン、様々な文化や芸術界の人々の集まる場所となったというのも納得です。
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