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TABITABI Select回留
| カテゴリ | カフェ・茶藝 |
|---|---|
| 住所 | 台北市大安區永康街31巷9號 |
| アクセス | MRT東門駅5番出口から徒歩約4分 |
| 電話 | 02-2392-6707 |
| 定休日 | 旧暦の大晦日 |
| 営業時間 | 10:00-21:30 |
| WEB | http://huiliu.info/ |
| カード | OK |
都会の喧噪から切り離された茶芸館
「回留」は、にぎやかな永康街にある公園の木のそばに、ひっそりと佇む茶芸館です。店に入ると、ずらりと並んだ陶器の数々が目に飛び込んできますが、これらはすべてオーナーの作品。台湾の陶土で作られた作品は花器が中心で、色は塗らずに土そのものの色を生かしているそうです。
心落ち着く、癒しの空間
1990年、永康区の閑静な住宅街にオープンした「回留」。その後1998年に現在の永康公園の隣へと移りました。
回留のおしゃれな外観は、ガジュマルの木の下で語らうおじいさんたちの微笑ましい風景や、子供たちの元気な笑い声の中にしっくりと溶け込んでいます。一歩店内にはいると、そこは賑やかな都会の喧噪から切り離された癒しの空間。お茶を飲みながら、窓から外を眺めていると、公園全体が回留の庭であるかのように思えてきます。
開店当初、オーナー夫妻には回留をどのようなお店にしようかという具体的なアイディアがなかったそうです。そこで、旅行が大好きなオーナー夫妻は、自分たちが世界各地をめぐった旅での経験や、2人の人生を通じて得られたインスピレーションと創造力で、少しずつ、今のようなお店を作り上げていったのです。
オーナーのご主人は、有名な陶芸家で、回留で使用されている食器や、店内に飾られた陶器類は、ご主人の作品なんだとか。ご主人の造った器に、オーナーの考えた料理が盛りつけられる・・・回留の温かで、心地よい雰囲気は、こんな夫婦の協力の結晶と言えるでしょう。アジアンテイストでありながら、しっとりと落ち着いた内装にも、2人のセンスがうまく調和されています。
はじめて来店したお客さんは、回留を歴史ある茶芸館だと思うかもしれませんね。確かに、お店で提供する茶葉の半分以上は、台湾の農家により伝統的な製法で作られています。そうした茶葉を伝統的な茶芸で、味わうことができるなんて贅沢ですよね。
オーナーは、お茶の味と香りを楽しむためにも「一度に複数のお茶を注文せず、1種類をじっくり味わって欲しい」とおっしゃっていました。
伝統的茶芸「碗泡」に挑戦
回留の茶芸で最も特色のある茶芸が「碗泡」です。直接お茶の香りを楽しめる「碗泡」は伝統的な茶芸の一つですが、今ではこのやり方を知っている人は少なくなってしまいました。 それでは「碗泡」のお茶の淹れ方を簡単に紹介しましょう。ぜひ挑戦してみてください!
step1.
茶器を熱湯で温めます。
step2.
大きめのお碗に、 適量の茶葉を入れます。
step3.
熱湯を注ぎます。
step4.
レンゲを使って、茶葉を湯になじませます。 茶葉が広がり、お茶のいい香りが漂います。
step5.
茶葉がなじんだら、レンゲでお茶をすくって別のお碗に移します。
おすすめ商品
自然な味わいにこだわる回留のお茶は、農薬や化学肥料不使用。こうした手法によって、茶の木はより多くの自然の脅威を受け、たくましく育ちます。自然茶の茶葉はしっかりとしていて、ほかのお茶に比べると、2〜3煎多くその味わいを楽しむことができます。
また回留では、自然な方法で栽培され、伝統的な方法で製茶された昔ながらの茶種のお茶を味わうこともできます。ひと口飲むと、茶の香りは強くないものの、身体がすーっと気持ち良くなるのを感じます。栽培と製茶に時間がかかることから生産量が少なく、価格は高めですが、一度飲んでみると、その価値がわかりますよ。
蘭奇(550元/100g)
お店の看板商品ともいえる茶種の蘭奇は、高山烏龍茶の一種です。比較的発酵度が低く、上品な口当たり、すっきりとフルーティーな香り、口の中に広がる爽やかな柑橘系の余韻が特徴です。ギフト用の茶葉は普通包装の茶葉とは収穫時期が異なる茶葉でグレードも異なります。茶壺型のパッケージはギフト用で、創意あふれるデザインは工芸品としても高く評価されており、2011年に JPM Creative Design Show 金賞を受賞しました。
梨山/梨山茶 (1,200元/100g)
梨山茶の一番の魅力はそのフルーティーな香りです。ほかのお茶と比べ一層香り高く、特に2煎目のお茶は、ほのかにショウガのような香りがします。これは大禹嶺にはない梨山独特の味わいです。
武夷岩茶 (1,600元/50g)
岩茶は、岩場で育つお茶で、たくさんの収穫が困難なため高価です。じっくりと発酵させる熟茶の一種で、良質な岩茶はプーアル茶のように、何度いれても濃厚な味わいを楽しむことができます。台湾伝統烏龍茶は、蜂蜜のような甘みを出すため、炭焙煎と柴焼きが行われています。懐かしい味わいの裏側には、手間暇を惜しまない職人たちの伝統的な技術があるのです。
鐵觀音/鉄観音茶 (1,200元/50g)
10大名茶のひとつである鉄観音茶は、緑茶と紅茶の間にある半発酵茶です。台湾の茶農家が鉄観音茶の産地で知られる福建省安渓県から純正品種である歪尾桃を移植して栽培したもので、品種の質の良さは、ふたを開けた瞬間に広がるお茶の香りからも感じることができます。お茶本来の渋みがありますが、ほかの品種に比べ甘い余韻の広がりが速いことや、香りがいつまでも続くことがファンの心をつかんでやみません。
お店からのメッセージ
「気の置けないお友達とゆっくりお茶を飲みながらおしゃべりしたい」「ゆったりとした空間で気持ちよくご飯をたべたい」、そんな時にはぜひ回留へどうぞ。美味しいお茶だけでなく、優雅で快適な空間とヘルシーなお食事もきっとお気に召していただけるはずです。
最終更新:2016年03月23日


