(ドンチューフェンユェン)
 20年前、グルメ探求に熱心なオーナーと、素晴らしい料理の腕前を持つおかみさんが、小さな店からコツコツと頑張ってきた東區粉圓。現在では自社の工場を持つほどの大人気デザート店となりました。

カテゴリ デザート
住所 台北市忠孝東路四段216巷38號
アクセス MRT忠孝敦化駅から徒歩約5分
電話 02-2777-2057
営業時間 11:00-23:30
定休日 旧暦の大晦日〜1月4日
標準予算 一人45元程度
ウェブサイト http://www.efy.com.tw
MRT 5分予約不可日本語スタッフ喫煙席なし [記号説明]


※枠付きの写真は、クリックで拡大画像が別ウインドウに表示されます。

伝統的カキ氷の店

 路地裏にある東區粉圓は、シンプルなデザインのお店。しかし、店の周りには行列ができているから、「お店どこ?」なんていう心配は一切いりませんよ。

 いろいろな種類のカキ氷やデザートが出回っている現在でも、おかみさんは「品質へのこだわりを持ち、伝統的なカキ氷を提供することが当店のモットーなんです。」と、力強く話してくれました。実際、東區粉圓で使われるトッピング、シロップ、氷などのすべてが手作り。最高のものを提供したいという、オーナー夫婦の意気込みが感じられます。

 東區粉圓の人気ぶりを象徴するのが、店の周りにできている行列です。それに対応すべく接客、調理スピードも非常に速いです。
 さらに行列以外でその人気を目の当たりにできるのが、バイク配送。「お客様第一」という大原則のもと、たくさんのスタッフがバイクを走らせています。迅速なサービスなので、忙しい立法院(国会)や市議会からの宅配注文もあるそうですよ。

(取材:陳先生)

厳選された新鮮な材料

 すべての食材はオーナー夫婦が、中央市場と迪化街へ行って、その日一番良いものを選びます。
 さらに、美味しさに必要なのものがあります。上等な素材だけではいけません。調理時間も重要です。また、余計な添加物を入れず、素材の味を活かすことも忘れてはいけません。
 そして、前日のものは一切使用せず、当日に作ったものだけを販売しているので、とてもフレッシュです。

 できあがったトッピングは、行列のできている店頭にすぐに並べられます。これが
冷える前に売り切れそうな勢い。すぐに次のトッピングを煮込まないと、追いつかないほどなのです。

 出来上がったものを冷蔵庫で冷やしてもよいのですが、冷蔵庫で冷やすと、出来上がりの食感がまったく異なってしまうのです。だからトッピングは暖かく、氷もたくさん使うのです。

 また季節ごとのデザートも要チェックです。たとえば、関西(新竹県地方)から材料を仕入れている紅豆湯(小豆スープ)と焼仙草(仙草ゼリー)は、冬場に大人気です。
工場に潜入

 おかみさんに導かれ、店の奥の工場を見学させてもらいました。とても衛生的できれいな工場です。

 せっかく工場を見学させてもらうのだから、どんな風に作られているのか、知りたいですよね?そこでおかみさんに、大鍋の中を一つひとつ見せてもらいました。中にはたくさんのデザートの素材が入っています。この大鍋の中のものが、あっという間に売り切れてしまうのです・・・!

 大鍋の後ろには、6台の自動製氷機があります。できたてのトッピングをカキ氷に乗せると、すぐに溶けてしまうので、カキ氷の追加を無料で提供しています。だから、たくさんの氷が常に必要なのだそう。
 中国のことわざで、「養兵千日、用兵一時」というものがあります。これは、何事も万が一に備えて日頃から準備しておくべしという意味。このことわざのとおり、「お客様第一」という大原則が、ここからも察せられます。

 また、オーナーは冷却機用の水を洗い物用に再利用しています。無駄なく利用することが、環境保護にも繋がるからです。

 工場内を2〜3歩歩くと、すぐそこでスタッフが芋頭(タロイモ)の皮を手際良く剥いています。聞くところによると、芋頭の皮は誰にでも剥けるものではなく、アレルギー反応が出る人もいるそうです。

 この芋頭は、台湾中部の大甲からの特別に取り寄せているもの。保存技術が発達し、1年中食べられるようになりましたが、やはりいちばん美味しいのは、夏場だそうです。

 さて、これから材料を煮るそうなので、大鍋の中をもう一度見てみましょう。今回は、サツマイモ団子を作るところを見せていただきました。

 サツマイモを加工して小さな団子状にしたものを熱湯に入れて、加熱します。同行していたカメラマンが、「サツマイモ団子が踊ってる」と一言。まさにその表現のとおり!大鍋の中で、団子がフワフワと踊っているようです。
 そしてあっという間に完成。鍋からすくい上げると、そこには金色に輝くサツマイモ団子が・・・。ん〜、早く食べたい!

1.サツマイモ団子を入れる 2.お湯に入れて加熱。 3.完成品。

 また、おかみさんは良い緑豆の選び方を教えてくれました。

 まず、緑豆の表面の色を見ます。煮た緑豆の色が鮮やかなものが、良いものなのだそう。ためしにおかみさんが、店の緑豆を見せてくれました。さすが、名店の緑豆は色鮮やかです。
お好みのトッピングを組み合わせましょう


粉圓(タピオカ)

地瓜圓(サツマイモ団子)

大紅豆(金時豆)

緑豆

芋頭(タロイモ)

 それでは、できたてホヤホヤのトッピングを紹介しましょう。あつあつで湯気が出ていますよ!

 まずは、ここの粉圓(タピオカ)。東區粉圓のものは、普通のものよりも大きく、色もきれいです。台湾の有名な波霸茶(ミルクティーにタピオカを入れたもの)の「波霸」というタピオカも、この店が作ったものなんですよ。

 また、サツマイモ団子やタロイモ、緑豆も大人気。子どもには、イチゴやチョコレート味のものが人気があるそうです。

 組み合わせに悩んだときは、スタッフに相談してみてください。オススメの組み合わせを教えてくれますよ。


 ここでおかみさんが、人気材料を組み合わせて彩り鮮やかなデザートを作ってくれました。早速シロップとカキ氷を入れて、いただきましょう。

 タピオカはモチモチとした食感、サツマイモ団子は弾力があります。また、小豆や緑豆、タロイモなどを一緒に食べたときのあの味ときたら、もう最高です。カキ氷を追加しながら食べるうちに、だんだんと体の内側から冷えてきました。暑い日にはもってこいのデザートです。「もっと食べたい!」という人も多いでしょうが、おなかを壊さないように気を付けてくださいね。

 組み合わせ方によってメニューの数はどんどん増えるので、あなたのお気に入りのデザートを見つけてください。

人気メニュー
粉圓冰
 (タピオカのカキ氷)
50元 綜合紅豆湯
 (小豆入りスープ)
50元
綜合燒仙草
 (トッピング仙草ゼリー)
50元 綜合
 (トッピングカキ氷/4種まで)
50元
ミニ情報
  • たくさん並んでいるからといって、諦めないで!スタッフの手際が非常に良いので、あっという間に順番がきますよ。
  • どのデザートも一律50元です。
  • 日本語の通じるスタッフが2名います。
  • カキ氷と、シロップの追加は無料です。
  • 一番人気はタピオカです。また、大紅豆(金時豆)、小豆、緑豆、タロイモ、サトイモ、サツマイモ団子なども好評です。
  • 冬場は小豆スープと仙草ゼリーが人気です。
  • 季節限定のものがあるので、要注意です。たとえばパイナップル、愛玉ゼリー、米苔目(お米でできた麺)などは、夏季限定です。
  • 2km以内で20杯以上のオーダーをすると、宅配料が無料になります。

記者:陳先生
 この店の行列はまるで楽透売場のよう。でも楽透よりも確実にハマってしまうのがここ、東區粉圓なんです。一度食べれば、毎日通ってでも食べたくなります!

※楽透…日本でいうLOTO6に当たるもの。毎週火、金曜日に当選発表。
おかみさん  さんからのメッセージ
 当店のモットーは、「その場で作って売る」ということ。だから、品質もバッチリ保証しますよ。

 美味しくて健康に良い当店のデザートを、じっくりと味わってください。
クレジットカード不可 座席数 50 好きなトッピングを1〜4種類注文してください。 広域マップはこちら



最終更新:2007年12月19日 copyright(C)