(ビングァン)
 マンゴーカキ氷といえば、台湾では知らない人はいないというくらい有名な、永康街の「冰館」。
 最初にこの店の名前を聞いたときは驚きました。なぜなら、中国語で「冰館」と「賓館」は同じ発音。そして「賓館」とは、少しエッチな意味を持つからなのです。インパクト大のネーミングですね。また、オーナーさんのアイデアの豊富さにも、驚くはずですよ。

カテゴリ デザート
住所 【本館】台北市永康街15號1F
【新館】 台北市永康街12巷4號1F
アクセス MRT忠孝新生駅または古亭駅から徒歩約20分
電話 02-2394-8279
02-2321-1393(New)
営業時間 (夏季)11:00-23:00
(冬季)10:30-23:00
定休日 年中無休
標準予算 一人100元程度
ウェブサイト
日本語メニュー予約不可日本語スタッフクーポン喫煙席あり [記号説明]


クーポン アイス商品すべて5元引きサービス
※枠付きの写真は、クリックで拡大画像が別ウインドウに表示されます。
台北で大人気のかき氷のお店

 21世紀になってマンゴーカキ氷が台湾の人々の間で、大ブームになりました。街中や路地では、「マンゴーカキ氷」と書かれた看板がいたるところで見受けられ、食事が終わった後の定番にまでなりました。また、社会人は仕事が終わった後、学生たちは放課後など、お互いに誘い合ってかき氷を食べるのが常識になるくらい、マンゴーカキ氷は、台湾中で大流行したのです。

 そんな大ブーム後、マンゴーカキ氷の看板も非常に少なくなりましたが、今までと変わりなく、たくさんの人々が行列作っている店があります。この行列の人々は、そのお店のマンゴーカキ氷を食べるために、何時間も並んでいるのです。そのお店こそ、今回紹介する永康街の「冰館」なのです。

(取材:葉先生)

カキ氷の常識を覆した「マンゴーカキ氷」

 冰館のオーナーである羅さんは、この大ブームになったマンゴーカキ氷の創始者です。羅さんは最初、よくある普通のカキ氷の概念を打破し、今までとは違うカキ氷をたくさんの人に提供したいと考えていました。お店のデザインや味を研究しているうちに、自分の大好きなマンゴーを使った、独創的なかき氷ができたのです。

 しかし、まさかこんなに人気になるとは夢にも思わなかったのだそうです。羅さんは「ただ運が良かっただけなんですよ」と謙遜しますが、羅さんの品質へのこだわりを知ったとき、この人気は偶然ではないと確信しました。

 羅さんの経営する冰館は、実は支店がありません。加盟したいというお店はあるけれど、断っているのだそう。なぜかと言うと、理由はいたって簡単で、材料そのものの味を大事にしたいからだそうなんです。羅さんは、「切ったフルーツは、必ず20分以内にお客様の前に出します。フルーツの香りは香水のようなもので、時間が経つのと一緒に蒸発します。その場で作っているカキ氷にも防腐剤は一切入っていないので、2日後にはすぐ捨てます。(実際のところは、作っても作っても注文に追いつかないといった状況です)」とのこと。

 フルーツは新鮮さが命。フルーツの評価は、新鮮さで始まり、新鮮さで終わると言っても過言ではありません。他のお店では、冰館ほどの新鮮さを保証することはできないでしょう。だから、みんないろいろなお店を試しても、最後には冰館に戻ってくるのです。
台湾の自慢の味

新鮮芒果牛冰(新鮮マンゴーと練乳のカキ氷/150元)
 シンシェンマングォニュウナイバオビン
 このカキ氷は本当にすごいです!さすが台湾に一大旋風を巻き起こしただけのことはあります。

 おいしさの秘密は、美味しいマンゴーを選ぶところから。これはとても難しいんです。羅さんは、もう何年も同じ仕入先から取り寄せているので、相手先も冰館の求めるものをよく知っています。
 マンゴーを仕入れた後、すべての甘さをチェックして分けます。いちばん甘いものをカキ氷の上に乗せる果肉用に切り、他はシロップ用にします。
 上に乗せるアイスクリームも、新鮮なマンゴーで作られます。コストを惜しまないで、たくさんのフルーツをふんだんに利用するというのが、冰館の特徴。とても濃厚なこのアイスは、まさしく完璧なマンゴーアイスといえるでしょう。

 これに練乳を掛けて食べれば、きっと今まで抱いていたカキ氷の概念がふっ飛んでしまうこと間違いなし。マンゴーカキ氷の上に、ミルク・練乳・冰館特製のシロップを組み合わせたものを掛ければ、出来上がりです。

 それでは早速頂いてみましょう。アイスクリームと一緒に食べると、マンゴーの甘酸っぱさと爽やかな香りが口の中いっぱいに広がり、清涼感満点です。一口、また一口と、手が止まらなくなってきました・・・!練乳の甘さが、新鮮なマンゴーの美味しさをさらに引き立てています。
 カキ氷の美味しさに重要なのは、シロップの量ではありません。甘酸っぱさが最大のポイントなのです。そのことは冰館のパーフェクトなカキ氷が証明しています。

(注意) マンゴーかき氷は、4月〜10月限定商品ですが、マンゴーの仕入れ状況で少し前後することがあります。

鳳梨紫蘇冰(パイナップルとシソのカキ氷/100元)
 フェンリーズースービン
綜合冰(3種類のフルーツのカキ氷/160元)
 ゾンフービン
 マンゴーカキ氷以外のデザートも、すべて冰館の人気商品です。このパイナップルと紫蘇を組み合わせたカキ氷もその一つ。パイナップルはマジでとても甘いです。普段食べるパイナップルのように酸味もきつくなく、舌にピリっとくる感じもありません。シソは、少ししょっぱいものと甘いものを組み合わせています。

 パイナップルとシソだなんて、びっくりする組み合わせでしょう?でもこの組み合わせが、最高の味を引き出すのです。何はともあれ、食べればすべてが分かりますよ!
 どうですか、この豪華さ!一皿で3種類ものフルーツが堪能できるんですよ。グルメな人のみならず、たくさんの人が、ここのデザートを一気に全部食べてしまいたいと思うでしょう?でも、たくさん食べると大変なことになってしまいますよね。そういうときは、これ。一度にたくさんの味を楽しめるなんて、最高ですね。

芒果酪爽(マンゴーヨーグルト/120元)
 マングォナイラオシュエン
 冰館の超人気オススメドリンクです。濃厚で香りの良いヨーグルトがたまりません。つるつるとした食感も最高です。真っ白な色合いからも、清涼感が感じられます。

 さらに、人気のマンゴーソースとマンゴーシャーベットを加えれば、口当たりにも微妙な変化をもたらしてくれます。この美味しさは、言葉ではうまく表現できません。ぜひ味わってみてください。

記者:葉先生
ミニ情報
  • フルーツはすべて新鮮で、季節のものをふんだんに取り揃えています。お店のメニューをじっくり見て、お気に入りの一品を注文してくださいね。
  • マンゴーカキ氷は4月〜10月の期間限定です。
  • 淡水・台中にも支店があります。
オーナーさんからのメッセージ
 ここ数年の間で、冰館はオシャレで独創的な新しいカキ氷を、台湾の人々の間に浸透させました。しかし、これでおごり高ぶらず、今よりさらに激しくなると思われるこの市場で、「今までにないカキ氷を提供する」という初心を忘れずに頑張ります。よろしくお願いします。
日本語OK 座席数 45 本館の広域マップはこちら 新館の広域マップはこちら



最終更新:2007年12月18日 copyright(C)