(ティエンランツァージァン)
 「汐止」山腹にひっそり佇む、創業10年の「天然茶荘」。お茶の品質には定評があり、台湾人はもちろん外国人観光客の間でも有名な茶芸館です。
  都会の喧騒や、日常のストレスから解放され、茶畑でのんびりとした時間を過ごしているうちに、本来の自分を取り戻し、パワーが出てきますよ。

カテゴリ カフェ・茶藝 | 薬膳料理
住所 台北縣汐止市汐碇路380巷30號
アクセス MRT昆陽駅からタクシー
電話 02-2660-5235
営業時間 10:30-23:00
定休日 毎週月曜日、旧暦の大晦日
標準予算 一人400元程度
ウェブサイト
日本語メニュー英語メニュークーポン喫煙席なし [記号説明]


クーポン お茶を使った点心を一皿無料サービス
※枠付きの写真は、クリックで拡大画像が別ウインドウに表示されます。
お茶のふるさと「汐止」

  西暦1796年頃、福建省から移住してきた漢民族により、お茶の木が伝えられました。滬尾港(現在の淡水)に着いた移民は、樹木が生い茂る山を切り開き、「平溪」「石碇」に大きな茶畑を築いていきました。その中でも、最大の生産量を誇っているのは水返脚(汐止)で、茶葉の種類も最も多い地域なんですよ。

 このことは、都市化が進むにつれて、次第に忘れ去られてきたようです。それでも、現在もなお数軒の茶荘が、初心を忘れずこの山の中に残り、静かに茶葉栽培の歴史を守っています。

(取材:周小姐)

天然茶荘の歴史

 こんな人里離れた土地で10年間も順調に店を続けてこれたのは何故でしょうか?

 オーナーの鄭淑娥さんは、卓越したセンスやアイデアで茶葉を自在に操ります。お茶として飲むだけでなく、独自に研究を重ね茶葉菓子や茶葉料理を完成させました。代表的な料理には、茶凍、茶油飯、茶麺線、茶油鶏、茶酒などが挙げられます。その他、翡翠、茶酒米、茶葉鶏湯、炸茶捲、涼拌木瓜など独特の風味を持つオリジナル料理がたくさんありますよ。


2号館内の盆栽と水槽の景観

 「天然茶荘」は、休日になると多くの人が訪れ、特に賑わうため、隣に2号館を作りました。こちらは、オーナーの息子、蔡旭志さんとその夫人の周慧慧さんが経営しています。

 2号館の設計は、息子さんが手掛けました。息子さんは魚の飼育や造形に大変熱心で、店に入ると、まず目に入るのは、ずらりと並んだ水槽。また、素晴らしい盆栽もたくさんディスプレイされています。また、水槽の中の魚は、近くに住む小学生の自然教材になっています。ご夫妻が、細かく気を配っているので、店内はとても暖かい雰囲気に包まれています。
お勧めメニュー

デザート

茶凍/お茶ゼリー
 ツァードン(15元)
百香木瓜/パッションフルーツパパイヤ
 バイシャンムーグァ(200元)
 最初これを見た時は、見た目があまりパッとしないので、普通の茶凍と変わらないなあ・・・と思いました。でも、これが今まで私が食べた茶凍の中で一番美味しかった!

  食べてみると、フルーツゼリーのようなぷるっとした食感で、包種茶の爽やかで豊かな香りが口中に広がます。ほんのり甘味が効いていて美味しいですよ。

 特筆すべきは、ずっと同じ値段を貫いているということ。一皿たったの15元で、包種茶の美味しいゼリーが食べられます。是非お試しあれ。
 健康的で、美味しい果物茶菓子です。

  2号館の店長が独自に生み出したオリジナル料理です。

 新鮮で美味しいパパイヤをパッションフルーツの果汁にしっかり浸したものに、熱いお茶をかけていただきます。

  一日の疲れを癒してくれる絶品料理です。

※お店に缶入り(1缶200元)で売られています。


料理

烏龍燻蝦/ウーロン茶スモーク蝦
 ウーロンシャンシャー(350元)
炸地瓜/サツマイモのフライ
 ジャーディーグァ
(150元)
 この料理は、厳選したウーロン茶の茶葉を使っています。

 蝦を食べると、お茶の香りがふわっと広がって、エビの歯ごたえや甘味をしっかり堪能できるのも嬉しいですね。

 食べた後の茶葉を持ちかえりたくなるくらい美味しいです。大皿に盛られた蝦は、一瞬のうちになくなってしまいました。まだまだ食べたかったのに・・・。
 かつて、こんなに美味しい炒地瓜を食べた事はありませんでした。

 サツマイモの揚げ方はごくごく普通ですが、梅粉をサツマイモの上に振りかけることにより、風味を増し、美味しくて、いくら食べても飽きのこない味覚に仕上がっています。このアイデアはオーナーの息子、蔡旭志さんが考え出したものなんですって。
茶油麺線加茶葉鶏湯/茶油そうめんと茶葉チキンスープ
 ツァーヨウミエンシェンジャーツァーイエジータン
 麺線(そうめん)とチキンスープはどちらも煮込んだ茶葉を使って調理しています。

 チキンスープを口に含むと、全然脂っこさがなく、むしろ爽やかな香りが漂います。薬膳料理の「薬燉排骨」のような味わいです。

 お箸で麺をつかみ、チキンスープへつけて食べるのがオススメ。何とも言えない美味しさです。時間があれば、ぜひここまで食べにきてね。
天然茶荘の茶葉

 店内では包種茶を中心に茶葉を販売しています。包種茶は、ジャスミンティーやウーロン茶とはちょっと違った、やさしい爽やかな香りのするお茶です。これは軽発酵茶で、若者を中心に天然茶荘で一番人気のお茶なんですよ。

 ここには豪華な建造物も、有名人の推薦もありませんが、お店の温かい人情と素朴な個性が感じられます。休日には、家族や仲間と一緒に天然茶荘へ来て、お茶を飲んだり、おしゃべりをしてみてはいかがですか?

■茶葉のお土産
金萱 1400元/箱 包種茶 1200元/箱
茶葉ギフトセット 1200元〜1400元 百香木瓜 200元/缶

記者:周小姐
 オーナーの鄭淑娥さんは、骨董品のコレクターでもあります。彼女は、台湾各地から、いろいろな茶道具や農具を収集していて、どれも見る価値ありの素晴らしいものばかりです。
2号館店長夫人 周慧慧さんからのメッセージ
 創業10年の「天然茶荘」は、この付近で一番最初にオープンした茶芸館です。当店のお茶菓子は全てオーナー鄭淑娥が生み出したオリジナル作品です。ご来店された際は、お茶と一緒に、ぜひお茶菓子もお試しください。
クレジットカード不可 座席数 80〜100



最終更新:2007年12月17日 copyright(C)