(シンドゥリー)
 人口の滝や池、竹薮など、モダンな雰囲気とシンプルな禅の雰囲気が見事に融合。時が経つのを忘れてしまいそうになる、そんな空間です。
 料理も一品一品が非常に凝っています。華道を心得ているという料理長の飾り付けは、食べるのがもったいなくなりそう!

カテゴリ 日本料理
住所 台北市建國北路一段80號B1
アクセス MRT南京東路駅から徒歩約15分
(タクシー推奨)
電話 02-2501-7000
営業時間 11:45-14:30 / 17:45-21:30
定休日 旧正月大晦日〜1月4日
標準予算 一人2000元程度から
ウェブサイト
日本語メニュー英語メニュー写真入りメニュー予約推奨日本語スタッフ高級店カードOK喫煙席あり [記号説明]


※枠付きの写真は、クリックで拡大画像が別ウインドウに表示されます。
新都里の店鋪一覧
瀧四店 大直店
地上の楽園

もし桃源郷のような場所が本当に存在するなら、新都里瀧四店は仙人たちが人間に内緒でこっそり作った、小さな楽園と言えるでしょう。

 地下1階へ繋がる階段を降りると、広々としたエントランスホールには、空間を十分に利用して作られた人工の滝や、鯉が優雅に泳ぐ池があります。この空間に響き渡る滝の音は、まさに威風堂々といった感じ。ドアはガラス1枚というシンプルな作り。池の水の揺らめきがガラスに映り込み、緑がゆらゆらと波打つ動きは、まるで夢のような幻のような、美しく素晴らしい光景です。エントランスホールをさらに進むと、目に入ってくるのは整然と並んだ竹薮。ライトの光がフロアを幻想的に照らしています。

 モダンな雰囲気とシンプルな禅の雰囲気が見事に違和感なく融合しています。魏や晋の王朝にタイムスリップして、世俗を忘れて竹薮の中でお酒を飲みながら談笑したり、詩を吟じたり風の音を聴いたり…といったような感覚に浸れる空間なのです。

(取材:周小姐)

お勧めメニュー

懐石コース

 こんなに豪華な懐石コースがたった3,500元から頂けます。日本の半額以下ではないですか? でも調理法や繊細さは日本に引けを取りませんよ。オリジナリティ溢れる料理は、女性に大人気です。また、お昼にはお得なコース(860元)もありますよ。

 懐石料理は食材本来のおいしさを重視するため、季節感があります。そのため新都里瀧四の懐石コースのメニューは毎月変更され、旬の食材を使って料理をすることにこだわっています。毎月新しいメニューを楽しめますよ。

備前套餐(備前コース 3,500元)
 懐石料理とは禅と茶道の精神より生まれたものです。心の落ち着きとなごみ、また各料理の調和感を楽しむ事ができます。新都里瀧四店ではこの精神をしっかりと守り、基本の一汁七菜(食前酒、前菜、お造り、焼物、煮物、止肴、食事、果物と甘味)の懐石料理を頑なに作り続けています。

 どの料理も流行の華やかさはありませんが、食材本来の美味しさが活かされています。素朴な中にきめ細やかな味を感じられ、懐石料理の本来の味を楽しむ事ができますよ。

 また料理だけでなく、食器にも十分な気配りがされています。備前コースで使用している食器は、日本十三大名窯のトップにある、備前窯で作られた器であり、これらの食器は盛りつける料理と同じく、形は素朴で重厚さを失わず、美しいだけでなく一種の深みがあります。新都里瀧四店の懐石料理を楽しむ際には、美味しい料理だけでなく、器にも注目してみてくださいね。

丹波套餐(丹波コース 2,800元)
 仮に備前コースが懐石料理の王様とするなら、丹波コースは女王と言えます。備前コースほど高価ではありませんが、料理が見劣りすることはありません。同じように正当な懐石料理の一汁七菜(小品、椀物、お造り、焼物、煮物、揚物、食事、果物と甘味)を楽しむ事ができますよ。

 備前コースとの違いは食材です。備前コースは比較的珍しい、高価な食材が使われていますが、料理人の技術が問われるのは、平凡な食材を絶品の美味しさに変えることができるか否かにあると言います。一流の料理人の技を、是非堪能してみてくださいね。


単品料理

朴葉牛肉(朴葉焼き肉 860元) 創作豆腐(220元)
 高級牛肉のサーロインを使用し、コンロの上で焼く前に少し炒め、牛肉のおいしさを完全に引き出しています。牛肉を包んでいる周りの朴葉は、牛肉に清清しい香りをもたらしてくれます。

 フレッシュサラダとソースも付いています。醤油ベースのソースは、とてもさっぱりしていて、牛肉の味と絶妙にマッチしていますね。サラダには新鮮な生野菜を使用しています。ドレッシングはコック自らが調合した柚ドレッシングで、口当たりがすごくいいですよ。
 この料理がテーブルに運ばれて来たとき、ちょっと驚いてしまいました。器の中は豆乳が入っていました。あれ?豆腐じゃないの?と思った矢先、従業員さんが小皿の中のにがりを豆乳の中に入れ、充分に混ぜた後、ふたをかぶせました。

 三分後に開けると豆乳がマジックのように、豆腐に変わっていました。実際、これには温度に加え、にがりと豆乳の比率が完璧に調和する必要があり、うっかりミスをすると不完全に固まります。そのため、時には成功しないこともあるそうです。

 醤油や海苔の佃煮と一緒に食べても、美味しいのですが、最初の一口は豆腐本来の味を味わってみてくださいね。

檸檬鯛魚(鯛のレモン風味 280元) 胡麻蕃茄凍(胡麻トマトゼリー 160元)
 軽く揚げた後のきれいな色の鯛が皿の上に並び、日本から輸入した青々とした細ネギが料理全体を明るくしています。レモンの酸味で鯛の新鮮な甘みが更に引き出され、鯛の上の大根おろしが油っぽさを打ち消してくれます。

 レモンの風味のさわやかさと、揚げた鯛のほどよい口当たりが最高の一品です。女性に人気があるのも納得です。
 赤く丸いトマトの上には小さな香草。白い器と胡麻の色が、懐石の控えめで素朴な精神を現しています。トマトのあでやかさが目を引きますが、食べると更に驚かされます。

 トマトの中には、百合根と赤ワインゼリーが入っています。ふわりと溶ける様な口当たりは、意外にも大人の味です。外見の可愛らしさからは想像もつかない、深くて成熟した味わいです。この素敵な料理は、新都里瀧四店の単品料理の看板メニューなのですよ。

古木梅花(320元2本)  
 表面の白い皮は、山芋を特殊な器具で薄く削ったものです。ぶつ切りにしたマナガツオを包んで焼くと、山芋の水分が蒸発し、木の幹のような黒く焦げた筋が現れ、マナガツオのおいしさが漂ってきます。

 その他のメニューとは異なり、たくさんの食材が相互に調和するのではなく、山芋とマナガツオの本来の持ち味を味わうことできる料理ですよ。
 


記者:周小姐
 新都里瀧四店を取材後、日本料理の今まで知らなかった面を知ることができました。新都里瀧四店では、もともとの日本料理の中に新しい感覚と、「雅(みやび)」という伝統、さらに異文化も取り入れ、見事に調和させていました。

 実は、パリの多くの大きなレストランは、ここで使っているような、シンプルな四角いお皿を使うのが流行っているそうですよ。国際的に日本ブームといった感じですね。
料理長 黄家祥さんからのメッセージ
 当店は懐石料理の精神をしっかり守り、店内の装飾から料理に至るまで全て禅の心に溢れており、お客さまには完全にリラックスして食事の時間を楽しんでいただけます。私たちはお客様に、美味しい本格的な懐石料理を召し上がって頂くだけでなく、料理を通じ、すばらしい経験をして頂く事を望んでいます。
クレジットカード可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、DINERS) 座席数 172(個室 16) 広域マップはこちら



最終更新:2008年10月06日 copyright(C)